今回紹介するのは山に捨てられていた猫ちゃんのお話。疥癬症を患いエイズも陽性だった猫ちゃんの里親決定報告に多くのSNSユーザーが感動しました。
Instagramアカウント『種子島アニマルレスキュー(吉岡裕美)』に投稿されたのは、山に捨てられていた猫ちゃんに里親が見つかったというお話。
保護当時、疥癬症を患っておりエイズも陽性と厳しい状態だった猫ちゃん。しかし、投稿主さんをはじめ多くの人達の支えもあり、無事に里親さんが見つかったそうです。
ツラい経験をしてきた猫ちゃんに保護猫が見つかった様子はInstagramにて、大きな話題にも。リール動画の再生数は29万回を超えました。投稿を見たユーザーからは「安心した顔が幸せそう!」「幸せそうなお写真見たら泣けてきた」「ほろりとした気持ちになりました」といった声も寄せられていました。
山に捨てられていた猫ちゃん
Instagramアカウント『種子島アニマルレスキュー(吉岡裕美)』に登場したのは猫の風ちゃん。風ちゃんは元々、山の畑に捨てられていた猫ちゃんだったとのこと。保護された当初は酷い痒みを伴う疥癬症を引き起こしていたそうで、体中カサブタだらけ。加えてエイズ検査も陽性だったそうです。とてもツラい日々を過ごしてきたことが伺えます。
投稿主さん達は、懸命に風ちゃんを治療。抗真菌シャンプーで念入りに体を洗ってあげた他、ワクチン接種や投薬など必要な治療を風ちゃんに施してあげたそうです。風ちゃんもシャンプーやドライヤーを頑張ったとのこと。
治療の甲斐あって、風ちゃんは少しずつ皮膚の状態が改善。見た目がかなり綺麗になり元気も取り戻していったそうです。
エイズ陽性でもお迎えしてくれたご家族との出会い
疥癬症は改善した風ちゃんでしたが、感染症であるエイズは基本的に治るものではありません。投稿主さんも、経験的にエイズ陽性の猫は里親が見つかりにくいと考えていたそうで、風ちゃんと一生暮らしていくつもりだったとのこと。
ところが、風ちゃんを保護してからしばらく経った頃、エイズ陽性でもお迎えしたいと言ってくれる方が現れたそうです。風ちゃんを引き取りたいと申し出た方は、可愛い子猫たちをお迎えするという道があったにも関わらず、あえて風ちゃんを選択。
トライアルも無事にクリアし、正式譲渡となりました。苦労してお世話してきた風ちゃんに温かいご家族が見つかったことに、投稿主さんはとても嬉しい気持ちだったそうです。
お迎えされてからとても幸せそう!
お迎えされてからの風ちゃんは、とても幸せそう。毛並みの状態もさらに良くなり、可愛さが増しているそうです。心優しいご家族と一緒に暮らしている風ちゃんの姿は見ているこっちも幸せな気持ちになれます。
捨て猫から一転、幸せな生活を手に入れた風ちゃんを見た視聴者からは、「おめでとう!」「幸せそうな表情」「愛情をかけてもらっているのが分かります」「風くんよかったね」「幸せで良かった」などの声が多く寄せられていました。
Instagramアカウント「種子島アニマルレスキュー(吉岡裕美)」では、風ちゃんの他にも保護されたワンチャン・猫ちゃんの様子が投稿されています。
写真・動画提供:Instagramアカウント「種子島アニマルレスキュー(吉岡裕美)」さま
執筆:大竹 晋平
編集:ねこちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。
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