中国で全国統一の大学入試「高考」がきょうから始まりました。若者の失業率の高さが社会問題となっていて、受験生にもプレッシャーを与えています。
【写真を見る】中国の全国統一の大学入試「高考」始まる 受験生は1342万人 去年から51万人増
記者
「保護者や後輩たちに見守られながら、続々と受験生たちが会場へと入っていきます」
厳しい学歴社会で知られる中国では、全国統一の大学入試「高考」は人生を決めるとも言われています。
さらに受験生にとってプレッシャーとなっているのが若者の失業率の高止まりです。4月は14.7%でした。
受験生
「就職へのプレッシャーが非常に大きいです。受験生も、ますます多くなっていますし」
保護者
「就職の状況は厳しいようです。親は後ろからサポートしてあげることしかできませんね」
今年の受験生は去年から51万人増えたおよそ1342万人で、史上最多となる見込みです。