複数年にわたるパートナーシップにより、人類の長寿イノベーションの将来と資金調達の形成に向けた一歩を踏み出す
トロント, 2024年6月19日 /PRNewswire/ -- Manulifeと世界経済フォーラム(以下「フォーラム」)は本日、フォーラムのオープンイノベーションプラットフォームであるUpLinkを通じてProspering in Longevity Challengeを開始することを発表しました。今年初め、ダボスで開催されたフォーラム年次総会で、ManulifeとUpLinkの複数年にわたるパートナーシップが発表されました。Prospering in Longevity Challengeは、長寿イノベーションの将来およびそれに向けた投資を支援するために設計された3つのイノベーションチャレンジの最初の取り組みです。
革新的な予防ヘルスケアと経済的に満足できる福祉面の解決策を提供する世界的な新興企業や、あらゆる世代の人々が経済的な回復力の恩恵を受けながら充実した長寿を享受しながら成長できるよう取り組んでいる企業に対し、Manulifeとフォーラムは共同でこのチャレンジへの参加を呼びかけています。応募期間は、本日から2024年7月22日までです。参加条件やスケジュールを含むプロジェクトの詳細については、こちらのチャレンジページに記載されています
「2050年までに、世界の65歳以上の人口は16億人に倍増すると予想されており、健康と富に関する重大な課題が地球にもたらされます」と語るのは、Manulifeのグローバルチーフサステナビリティオフィサー、Sarah Chapman氏。「私たちが世界経済フォーラム、そしてUpLinkと提携するのは、世界中の人々がより長く、より健康で、より良い生活を送れるようにするために、包括的で利用しやすい解決策を見出さなければならない、という危機感を共有しているためです。」
人々は以前の世代よりも長生きしていますが、それは必ずしも健康寿命の向上とイコールではありません。平均して、人は人生の約50%を健康でない状態で過ごしており、そのうち12%は劣悪な健康状態にあります1。
人口が高齢化するにつれ、より持続可能で健康的な未来を確保するには、経済的な回復力やリテラシー、健康的な老化、世代間のスキル構築、社会とのつながり、性別、人種、階級を超えた長寿の不平等といった要素にすぐに取り組まなければなりません。
今回の最初のLongevity Challengeのテーマを次に示します。
- 長寿化に伴う経済的回復力の強化。より良い経済上の意思決定、貯蓄能力、行動重視の金融アプリの強化など、経済的回復力を高めるツールに誰でもアクセスできるように民主化する解決策を編み出します。
- ヘルスケアに対する予防アプローチの採用。リスク要因の早期検出と介入、ライフスタイル追跡、仮想医療へのアクセスなど、予防ヘルスケア的アプローチにより、心身の健康を改善する解決策を具体的に提示することを目指します。
「2030年までに持続可能な開発目標を達成するには、イノベーションが鍵となります。Manulifeと提携することで、私たちは、長寿命化した人生全般にわたって経済的な回復力を強化し、ヘルスケアへの予防的アプローチを採用する革新的な解決策を調達し、拡大することに取り組んでいます」と世界経済フォーラムのUpLink責任者、John Dutton氏は述べています。「このコラボレーションは、財政的な回復力を高めるツールへのアクセスを民主化し、身体的・精神的健康の改善を目指した解決策を提示します。」
複数年にわたるこのパートナーシップは、ManulifeとWEFのUpLinkとの継続的な提携に基づくもので、2023年に2つの主要分野で気候変動に対する自然ベースの解決策を促進するためのイノベーションチャレンジを実施しました。最初のプログラムでは、持続可能な林業バリューチェーン全体にわたる革新的な解決策の調達に重点を置き、2番目のプログラムでは、地球の健全性と人間の健康とのつながりを改善することを目的としたイノベーションを取り上げました。持続可能な森林管理のための革新的でスケーラブルなモデルを提供する21のエコプレナー系新興企業などが、チャレンジウィナーに選ばれました。このプログラムについての詳しい情報は、こちらからご確認ください。
ManulifeのImpact Agendaの詳細、およびその目標の進捗追跡については、manulife.com/impactをご覧ください。
Manulife社について
Manulife Financial Corporation(マニュライフ・ファイナンシャル・コーポレーション)は、国際的な金融サービスの大手企業で、人々の意思決定を容易にし、生活を改善するための支援を行っています。カナダのトロントにグローバル本社を置き、カナダ、アジア、ヨーロッパではManulife社として、米国では主にJohn Hancock(ジョンハンコック)社として、金融アドバイスや保険を提供しています。また、グローバル・ウェルス&アセット・マネジメント部門のグローバルブランドであるManulife Investment Management(マニュライフ・インベストメント・マネジメント)を通じて、世界中の個人、機関、および退職年金加入者にサービスを提供しています。2023年末時点で、38,000人以上の従業員、98,000人以上の代理店、数千の販売パートナーを抱え、3,500万人以上の顧客にサービスを提供しています。当社は、トロント、ニューヨーク、フィリピンの証券取引所では「MFC」として、香港では「945」として取引されています。
すべての製品・サービスがすべての法域で利用できるわけではありません。追加情報については、manulife.comをご覧ください。
UpLinkについて
UpLinkは、世界経済フォーラムのオープンイノベーションプラットフォームです。国連の持続可能な開発目標(SDGs)で挙げられた世界的に緊急の問題に対して革新的な解決策を提示する新興企業を支援することで、人間と地球のための「起業家革命」を解き放つことを目的としています。
DeloitteおよびSalesforceと提携し、ダボスで開催された世界経済フォーラムの2020年度年次総会で発表されたUpLinkは、起業家と投資家、専門家、ベンチャー企業の成長を支援するパートナーとの間を橋渡しします。UpLinkは、イノベーションチャレンジと呼ばれるコンペティションの枠組みを通じ、新しいイノベーションをクラウドソーシングしています。UpLinkは現在43以上のチャレンジを実施し、健康、食料、淡水、海洋、プラスチック、教育、気候など、SDGsの重要な分野で革新的なソリューションを持つ起業家350人以上を特定しています。詳細については、https://uplink.weforum.orgをご覧ください。
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1McKinsey Health Institute – Adding Years to Life and Life to Years |
メディア問い合わせ: Luke Shane、lshane@manulife.com、+1-857-206-2351