九州南部で“線状降水帯”発生のおそれ「短時間で急激に雨量が増えることも」本州でも週末にかけて梅雨入りか【news23】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-06-21 12:06

九州南部では21日午前中にかけ、線状降水帯が発生し、災害が発生する危険が急激に高まる可能性があります。本州でも、週末にかけて梅雨入りする見通しです。

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降り続く雨の影響でしょうか?

長崎市内では民家の裏の崖が高さ約10メートル、幅約10メートルにわたって崩れました。

住民
「台所の方に岩が入ってガラスが割れている」

けが人はいないということです。

梅雨前線の影響で、九州の広い範囲では警報級の大雨となっています。 

鹿児島中央駅では、降り続く雨が帰宅ラッシュを直撃・・・

跳ね返る雨に、サンダル姿の男性も…

ーーなんでスリッパなんですか?

「濡れるから。靴はカバンの中に入れている」

南大隅町では、鹿児島県が設置した雨量計で1時間に85ミリの猛烈な雨を観測。

南さつま市でも1時間に51ミリの非常に激しい雨が降り、市内を流れる万之瀬川は「氾濫危険水位」に達しました。

河川に設置された監視カメラの映像を見ると徐々に水位が上がっていく様子がわかります。

大雨の際には防災用の調整池となる市役所の駐車場も、くるぶし付近まで浸かっていました。

近所の人
「川もいつもより水位が高いなと思って。息子の保育園が近いので心配」

一方、九州とはうってかわって朝から強い日差しが照りつけた沖縄。

沖縄気象台は20日、沖縄地方が梅雨明けしたとみられると発表しました。

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