ロシア南部で武装グループが宗教施設を襲撃し、少なくとも15人が死亡したこと受け、林官房長官は日本人の被害報告はないとしたうえで、ロシアへの渡航はやめるよう改めて呼びかけました。
林官房長官
「ロシア当局は、これをテロ行為として捜査を開始した承知をしております。政府としては、本事案を含むロシアをめぐる情勢について、引き続き関心を持って注視をしてまいります」
林官房長官は午前の会見で、ロシア南部の2つの都市で武装グループがユダヤ教の礼拝所やロシア正教の教会など襲撃した事件についてこのように述べたうえで、現時点で日本人の被害報告はないと明らかにしました。
また、日本政府としてロシア全土に「レベル3の渡航中止勧告以上の危険情報」を出しているとしたうえで、どのような目的であってもロシアへの渡航は止めるよう、国民に改めて呼びかけました。