猫は『毛色ごとに性格が違う』って本当?被毛の色と性格の関係6選と、それぞれの理由

2024-11-08 12:00

猫にも「人懐っこくて甘えん坊」「マイペース」など、さまざまな性格のタイプがありますが、被毛の色によって性格が異なるのは本当なのでしょうか。今回は、猫の毛色と性格の関係についてお話しいたします。

1.白猫

見上げる白猫

純白で美しい被毛を持つ「白猫」は、警戒心が強く神経質な性格が多い傾向にあります。

真っ白の被毛は、自然界で目立ちやすく敵に狙われやすいことから、多くの白猫は自衛のために警戒心が強くなったと考えられています。

そのような背景から、警戒心が強いだけでなく気が強い猫も多いようです。

自分の縄張りに侵入されるなど、少しでも危険を察知すると、威嚇したり攻撃的な行動に出ることもあります。

その一方で、信頼できる相手には、心を開いて甘えん坊な一面を見せることもあり、独占欲が強い猫も少なくありません。

2.黒猫

ソファに横たわる黒猫

光沢のある漆黒の毛並みが魅力的な「黒猫」は、人懐っこく甘えん坊でフレンドリーな性格の猫が多いと言われています。

黒い被毛は自然界で目立ちにくいことから、警戒心が薄く穏やかな性格の猫が多いようです。

また、好奇心旺盛で学習能力が高いので、しつけがしやすいという特徴があります。

そのため、黒猫は猫初心者の方も育てやすい猫と言えます。

3.キジトラ柄

眠るキジトラ猫

茶色のベースカラーに黒い縞模様を持つ「キジトラ猫」は、イエネコの祖先であるリビアヤマネコの遺伝子を色濃く残しているといわれています。

そのため、警戒心が強くやんちゃな性格の猫が多い傾向にあります。

警戒心が強いがゆえに、撫でたり抱っこされるのが苦手な猫が多く、しつこく構いすぎると嫌われてしまう可能性があるので注意が必要です。

その一方で、心を許した相手にはとことん甘えるツンデレな一面もあるようで、このギャップがキジトラ猫の大きな魅力のひとつと言えます。

4.サバトラ

見つめるサバトラ猫

グレーのベースカラーに黒い縞模様があり、鯖のような模様が特徴的な「サバトラ猫」は、警戒心が強いタイプと人懐っこいタイプの2種類の性格に分かれています。

サバトラ猫の性格が、これほどまでに二分しているのは、サバトラ特有の被毛の色と柄が関係しているのだそう。

警戒心が強いサバトラ猫は、自然界で生きていく上で被毛の色や柄が目立ってしまうため、自分の身を守るために警戒心が強く臆病な性格になったといわれています。

一方、人懐っこいサバトラ猫は、人間に守ってもらうために人懐っこくなったといわれています。

「外敵から身を守るため」という理由が、どちらの性格にも共通しているようです。

5.茶トラ

窓の外を見る茶トラ猫

明るい茶色をベースカラーに濃い茶色の縞模様を持つ「茶トラ猫」は、人懐っこくて甘えん坊な性格の猫が多いといわれています。

警戒心がそれほど強くないことや、おっとりした性格の猫が多いため、ほかの猫とも仲良くなりやすく多頭飼いにも向いています。

茶トラ猫は全体の8割がオス猫であると言われているため、必然的に人懐っこい猫が多くなっているようです。

6.三毛猫

横たわる三毛猫

白、黒、茶の三色の毛色が特徴的な「三毛猫」は、マイペースでプライドが高く、賢い一面も持ち合わせた性格の猫が多いようです。

気分屋でマイペースな性格の三毛猫は、甘えたいときは近づいてきてとことん甘えますが、そうでないときにはよそよそしい態度になるなど、ツンデレで「The 猫!」といった性格です。

遺伝子の関係上、三毛猫のほとんどがメスであるため、メス猫特有の性格が三毛猫の性格ととらえられているようです。

まとめ

5匹の子猫

いかがでしたでしょうか。

今回は、猫の毛色と性格の関係性についてお話しいたしました。

猫の被毛の色と性格の関係性は、はっきりと解明されていないことが多いので「この毛色の猫はこういう性格」と断言するのが難しいかもしれません。

遺伝や生まれ育った環境なども性格に影響するので、被毛の色と性格の関係はあくまでも「傾向」であり、同じ毛色でも個体差があります。

改めて被毛の色や柄を観察し、愛猫の性格と照らし合わせてみると新たな発見があるかもしれません。

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