初めて犬を飼った時、どのように接するべきか、お世話はどのように進めるべきか迷う人も多いはず。では、ベテラン飼い主さんはどのように愛犬と接しているのでしょう。今回は、経験豊富な犬の飼い主が絶対にしないことや実際の対応を紹介します。
犬にとって快適な生活とは…飼い主の接し方も重要
犬を初めて家族として迎えた時、飼い主としてどのように接するべきなのか、愛犬にとってどのような暮らしが快適な生活と言えるのか…いろいろと悩むことが増えると思います。
犬にとって快適な生活とは、大まかに分けると「犬に適した生活環境」「犬としての習性を尊重した接し方」「ストレス負担の大きくない暮らし」などがあげられるでしょう。
生活環境を整えることや基本的なお世話をすることはもちろん、飼い主の接し方によってもストレスが大きく左右され、犬の性格形成にも影響を与えると言われています。
経験豊富な犬の飼い主が絶対にしない『5つのこと』
「どうすればいいのかわからない」という悩みは、経験豊富なベテラン飼い主さんを参考にすると良いでしょう。ここでは経験豊富な犬の飼い主が絶対しないことや、普段からしている対応を紹介します。
1.四六時中、一緒に過ごす
初めて犬を迎えた飼い主は「ひとりにしたらかわいそう」「寂しい思いをさせたくない」という気持ちから、在宅中は常に一緒に過ごそうと構えてしまう人が多いです。
しかし四六時中、飼い主と一緒に過ごすことは犬の休息を妨げてしまいますし、分離不安という強いストレスを招く恐れも。
家族であっても適度な距離感は必要です。お互いの時間を落ち着いて過ごせる信頼関係を築きつつ、毎日コミュニケーションをとりながら愛情を注いであげるのがベストでしょう。
2.ルールを気分によって変える
意外と多くの飼い主が、日によってルールを捻じ曲げてしまうというNG行為をやりがちです。「昨日は許してくれたのに、今日はダメって言われた」という事態が起きてしまうと犬は混乱してしまい、不安を抱えることになります。
経験豊富な飼い主は、これは犬にとって絶対にやってはいけないことだと理解しているため、一度決めたルールは家族全員で守るように徹底していることが多いです。
3.すべて愛犬優先の生活
つい可愛い愛犬を最優先に考えてしまう飼い主さんが多くいますが、あまりにも愛犬中心の生活になりすぎると、犬がわがままな性格に育ってしまう恐れも。
基本的に飼い主の生活を中心として考え、飼い主の生活スタイルに愛犬が慣れるよう飼い主がサポートしてあげましょう。
もちろん無理のない範囲で飼い主側が寄り添ったり、工夫したりすることも大切です。家事をしている時は優しく声をかけるにとどめ、終わってからかまってあげるなど、程よいバランス感を維持してください。
4.最初からお世話に完璧を求める
犬を初めて迎える飼い主さんは、良い飼い主になろうと気を張り過ぎてしまうことがあります。最初から完璧にお世話しようとすると、飼い主にも犬にもストレスがかかってしまうので注意してください。
ベテラン飼い主さんは、最初から上手くいかないことを理解しています。そのため、少しずつ愛犬のペースに合わせてお世話をしたり、お世話の継続時間を徐々に増やしていきます。
例えば、歯磨きであれば最初は口に触ることから慣れさせていき、最終的にいつか歯ブラシや歯磨きシートで歯を磨くことができれば良い、という気負いすぎないスタンスで臨みます。
5.過度な甘やかしや説教
「可愛いから」と愛犬を甘やかしすぎてしまうと、わがままに育ってしまいます。一方、飼い主としての責任を強く持ちすぎてしまうことで過度に説教する行為は、犬に恐怖心やストレスを与えてしまうでしょう。
経験豊富な飼い主は犬の習性や適した対応を心得ているため、過度に甘やかすことはせず、メリハリをつけた接し方を心がけています。
また、ダメなことには「ダメ」とはっきり伝えたり、一定時間かまわずに反省する時間を与えるなど、過度な説教はせずに自分で考えることを促す叱り方を実践している人が多いです。
まとめ
いかがでしたか。初めて犬を飼う人は、わからないことが多くて当然です。経験豊富な飼い主さんが同じ状況に陥った時、どのように対応しているのか知ることで、今後の愛犬との接し方の参考になるでしょう。
関連記事
・「愛情を受けている犬」と「愛情不足な犬」の違い
・ 犬が顔をなめる本当の理由とは?愛情表現だけじゃない?!
・犬の前で『スマホ』を触っていたら…予想外の展開が39万再生「勝手に部屋に入ってくるオカンみたいで草」「ビックリするくらい賢いw」と絶賛
・犬と一緒に寝るって本当にいけないこと?危険性と注意すること
・大型犬と女の子の『ラブラブ過ぎる光景』…まさかの『寄り添って眠る姿』が628万再生「嫌なこと全て忘れた」「信頼関係が素晴らしい」と絶賛