毛もつれを予防することができれば毛玉の予防につなげることができます。なぜなら、毛もつれが悪化すると毛玉になるからです。そのため、毛もつれを予防することで毛玉を防ぐことができ、愛犬を苦しませずに済むというわけです。しかしお手入れをするというのはなかなか簡単なことではないと感じている飼い主さんも多いのも確かなので、今回は少しでもケアをしやすくすることでお手入れのハードルを下げるためにブラッシングスプレーについて少しお話したいと思います。
犬のブラッシングスプレーの機能と効果
犬用品のひとつにブラッシングスプレーがありますが、あれはブラッシングをしやすくするだけでなく、被毛をコーティングすることでホコリの付着や静電気を抑えることができるので毛もつれや毛玉になりにくくしてくれるという機能と効果があります。
ブラッシングスプレーを利用しなくてもブラッシングをこまめにすることができれば毛もつれも毛玉も防ぐことはもちろん可能ですが、もしも愛犬の毛質がもつれやすいといった特性があるならブラッシングスプレーを使うのもおすすめです。
どんなにブラッシングを頑張っていたとしても、毛質だったり生活環境だったりいろんな要因によってできやすいといったことはあります。
それをブラッシングスプレーひとつで軽減することができるのであれば、使わない手はありません。
犬にブラッシングスプレーを使うときはブラシにまぶして使おう
ブラッシングスプレーを使うときは被毛全体にまんべんなく塗布する必要がありますが、慣れていない人でも満遍なく塗布する方法としてブラシにまぶして使うという方法があります。
ブラシに直接スプレーをすることでブラシを通して液を被毛に付着させることができるため、直接被毛にスプレーするときと比較して均等に塗布することができます。
ブラッシングスプレーは塗布しすぎるとべたついてしまう物もあるため、適量を守ることが大切です。
ブラシに直接まぶして使う方法であれば、適量を超えすぎる心配もほとんどないでしょう。
被毛の毛先から徐々にブラッシングして最終的に根元まで梳くようにしよう
ブラッシングスプレーをブラシに塗布したら普通にブラッシングをするだけですが、ブラッシングをするときは毛先から根元に向かって徐々に進んでいくようにします。
よく「根元からブラッシングをしましょう」と言いますが、あれは根元からスタートという意味ではなく、最終的に根元から毛先までしっかりブラッシングが出来ている状態にしてくださいという意味です。
これを根元からスタートさせて毛先に向かって行くという解釈をしてしまうと、毛先にできた毛もつれや毛玉に進行方向を妨げられてしまうため、それによってブラッシングの途中で毛を引っ張ってしまい皮膚に痛みがいってしまいます。
それは犬を傷つけてしまうため、そうならないようにするためにも毛先から順番に少しずつ根元にむかってブラッシングするようにしましょう。
そうして丁寧にブラッシングスプレーを塗布しながらブラッシングをすることができれば、スプレーの機能と効果によって毛もつれや毛玉が発生しにくくなり、通常のブラッシング自体もやりやすくなるためケアのハードルを下げることができます。
まとめ
ブラッシングスプレーとひとくちに言ってもいろんな種類がありますが、どれがその子に適しているのかは実際に使ってみないとわかりません。
しかし、ブラッシングスプレーーを使うことでお手入れのしやすさを手に入れることができるので、楽しみながらいろいろ試してみるのもいいでしょう。
ブラッシングスプレーを使用したあとの被毛はコーティングによってサラサラするものが多いため、愛犬を撫でる時間もワンランク上に感じるかもしれませんね。
関連記事
・愛犬を長生きさせる10の秘訣!
・飼い主から愛されている犬の特徴5選
・ 犬が顔をなめる本当の理由とは?愛情表現だけじゃない?!
・犬がクーンと鳴く時の心理とは?
・犬を飼う前に考えてほしい「飼い主に必要な12の条件」