■MLB タイガース ー ドジャース(日本時間14日 ミシガン州デトロイト、コメリカ・パーク)
ドジャースの大谷翔平(30)が日本人初となる“メジャー通算200号”を達成。敵地でのタイガース戦に「1番・DH」で先発出場し、5回の第3打席に24打席目、6試合ぶりの29号本塁打を放ち、また一つ快挙を成し遂げた。
オールスターまであと2試合、タイガースの先発は今季メジャーデビューを果たしたK.モンテロ(24)、1回の第1打席は初対戦となる相手だったがライト線へ今季4本目となるスリーベース。3回の第2打席はナックルカーブに空振り三振。
そして、5回の第3打席、甘く入ってきたボールを完璧に捉えると、24打席ぶりとなる豪快な一撃。打球速度173.5キロ、飛距離113.6m、角度24度、6試合ぶりとなる29号を放ち、前日13日に25号、26号と1試合2本塁打で追い上げてきたブレーブスのオズーナ(33)に3本差、大谷は日本人初となるメジャー通算200号を達成した。
大谷は今季4月22日のメッツ戦でMLB通算176本塁打(5号)をマークし、松井秀喜氏が持つ日本人歴代最多記録(175本塁打)を更新。その後も順調に本数を重ね、ついに日本人初の200本塁打の大台に到達した。チーム96試合目での29号はシーズン48.9本ペース。日米通算250号までは残り2本と迫った。