■MLB オールスターゲーム前日会見(日本時間16日、テキサス州アーリントン、グローブライフ・フィールド)
4年連続4度目の出場となるオールスターゲームを前にドジャースの大谷翔平(30)が前日会見に笑顔で登場。ナ・リーグの“2番・DH”での先発も発表されたことに「まずはしっかり出場して、自分のできるパフォーマンスをしっかり発揮する。どういう結果になるかちょっとわからないですけどあとは無事に終える。後半戦をしっかりと迎えられる準備をその先でできたらなと思います」と口にした。
前半戦を終えて打率.316(リーグ2位)、29本塁打(リーグ1位)、69打点(リーグ3位)と三冠王も狙える成績を残しているが「具体的に何のタイトルが近いか僕はわかってないので、さっきもいった通り1試合1試合やることだけしっかりやれていれば数字は積み重なっていくんじゃないかなと思います」
大谷は試合前の打撃練習はめったに外で行わず、室内での練習だが「中で十分出来ているという事と外で振ることで、プラスももちろんありますけど自分の中で今の段階でマイナスになっていくとこが多いかなと思うので中の打撃だけです」と語り、マイナス面とは「遠くに飛ばすためのスイングにシフトしていく傾向があるので、それは人によっては良い場合もある。僕の状態によっても良い場合はありますけど、今はどちらかといえばどういう打ち方をすれば飛距離が出やすいとか、打球が上がっていくほうにフォーカスした方がいいので中で、打球を見ない方向でやっています」
そして、オールスターゲームに家族は来ているかと問われると「来ています」と答えて、明日のレッドカーペットは一緒に参加するかについては「その予定ではあります」と話した。
さらにこのあと行われるホームランダービーについては「今年はちょっと特別だったので、シーズン中のケージワークも本数も制限しているので、ハードワークすぎるなというのが懸念点で辞退をしたので、今後、投手として復帰した先に、今年は出れそうだなというのがあればでたいなという気持ちはあります」と笑顔で答え、今年の優勝予想には「テオスカー・ヘルナンデスに、テオに勝ってほしいなと思います」とチームメイトを押した。