今年4月、栃木県那須町で夫婦の遺体が見つかった事件で、東京地検はさきほど、夫婦の娘の内縁の夫で事件の首謀者とみられる男らあわせて7人を殺人の罪で起訴しました。
東京地検が殺人の罪で起訴したのは、▼宝島さん夫婦の娘の内縁の夫で事件の首謀者とみられる関根誠端被告（32）、▼夫婦の娘の宝島真奈美被告（31）、▼不動産会社経営の前田亮被告（36）、▼無職で事件の指示役とされる佐々木光被告（28）、▼埼玉県の建設業・平山綾拳被告（25）、いずれも実行役とみられる▼韓国籍の姜光紀被告（21）と▼元俳優の若山耀人被告（20）のあわせて7人です。
起訴状によりますと、7人は共謀して、今年4月15日から16日の間、宝島龍太郎さん（55）と妻・幸子さん（56）に睡眠薬を混ぜた飲料を自動車の車内などで飲ませた上で、東京・品川区内の空き家で電気コードで首を締め付けるなどして殺害した罪に問われています。
東京地検は、7人の認否を明らかにしていません。
