犬が『突然走り出す』心理をご紹介します。散歩中に犬がダッシュした時のリスクや対策についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
犬が突然走りだす心理4つ
あなたの愛犬は突然走りだすことはありませんか?「散歩中、急に走りだした愛犬に引きずられて転んでしまった」なんて経験がある方もいるのではないでしょうか?
犬はなぜ突然走りだすことがあるのか、今回はその理由や犬の心理をご紹介しますので、愛犬に当てはまりそうなものがあるかチェックしてみてくださいね。
1.獲物を発見!
散歩中、犬が何かに向かって一直線にダッシュし始めたら、それは獲物になる物を見つけたサインです。
犬は、猫や鳩、ボールなど動くものを見つけると、狩猟本能で捕まえたくなり走りだしてしまうことがあります。好奇心旺盛な犬や、遊び好きの犬にこの行動は多く見られるでしょう。
特に、狩猟犬として使役されていた犬種、なかでもアフガンハウンドやボルゾイといった「目で獲物を追いかける」能力に長けた犬は、動くものに敏感に反応し、突然走りだしてしまう習性を持っています。
動く物に興味を強く示す犬を飼っている方は、散歩の時は注意しましょう。
2.怖い、逃げたい
犬は何かに驚いた時、「怖い!逃げたい!」という気持ちになって急に走り出してしまうことがあります。大きな音や初めて見る物など、恐怖を感じた対象から離れて身を守ろうと走って行ってしまうのです。
散歩中に急に走り出した犬が行方不明になったり、事故に遭ってしまうことは珍しくありません。飼い主はいつ犬が走りだしても制御できるように、リードをしっかり握るようにしましょう。
3.イライラを解消したい
お家でシャンプーをした後など、犬が突然部屋の中を走り回ることはありませんか?この時、犬は苦手なお風呂に耐えたフラストレーションが爆発している状態です。
「やっと解放されたぞー!」「無理やりお風呂に入れられてムシャクシャするー!」という気持ちなのでしょう。走ることで我慢していたストレスを発散し、イライラを解消しようとしているのです。
4.楽しくてたまらない
楽しくて興奮している時にも、犬は突然走り出すことがあります。飼い主さんが帰ってきた時、犬友達と遊んでテンションが上がってきた時など、「楽しくてたまらない!」という気持ちを猛ダッシュすることで解放しているのです。
犬が散歩中にダッシュするリスクや飼い主ができる対策
散歩中に犬が急にダッシュすると、次のようなリスクがあります。
- 飼い主が引きずられる、転ぶ
- 犬が周囲の人にぶつかる
- 交通事故に遭う
- 逃げて行方不明になる
犬が突然走り出した時に引っ張られて飼い主が転倒したり、犬が周囲の人にぶつかってしまうことがあります。リードを持つのが力の弱い子供や高齢者だった場合には、大きなケガに繋がることも多いです。
また、犬の走るスピードはとても速く、飼い主がリードを手放してしまうと犬が事故や行方不明になってしまう可能性が高くなります。
対策としては、
- リードを必ずつける
- リードは犬をコントロールできる人が持つ
- 日頃からしつけをしっかり行う
- 犬が気にしそうな物を見つけたら離れる
散歩は、犬をコントロールできる人がリードをしっかりつけて行くようにしましょう。日頃から犬が興奮しすぎないように、しつけを行うことも大切です。
小動物や猫、ボールなど犬が興味を持ちそうなもの、落ちているゴミ袋など怖がりそうな物は飼い主がいち早く見つけ、距離を取って散歩することも犬が突然走り出す対策になります。
まとめ
犬が『突然走りだす』心理をご紹介しました。普段は大人しい犬でも驚いたりすると急にダッシュすることがありますので、散歩の時は必ずリードをつけて逃げないようにしましょう。
愛犬が突発的な行動を取っても対処できるように、安全対策をして散歩に行ってくださいね。
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