犬がピタっと動かなくなってしまう理由とは?4つの心理と抑えるべきポイント、どのような対応をすべきか

2024-07-26 11:00

『犬がピタっと動かなくなってしまう理由』についてまとめました。何かに集中するあまり、愛犬がピタッと動かなってしまったときの対応を解説します。

犬がピタっと動かなくなってしまうときの心理

散歩中、立ち止まって横を確認するチワワ

楽しそうにはしゃいで遊んでいたのに、急にピタッと動かなくなることありますよね。おもちゃを口にくわえたままフリーズすることもあります。

スリスリするなど飼い主にべったり甘えていたのに、急にピタッと動かなくなり、しっぽが垂れ下がり、急激にテンションが落ちてしまうこともあります。

「どうしたの?」と声をかけてみるのですが、心ここにあらずといった態度です。この不思議な行動には、どんな理由があるのでしょうか。

そこで今回は、犬がピタっと動かなくなってしまうときの心理について解説いたします。

1.相手の出方を探りたい

犬がピタっと動かなくなってしまうのは、相手の出方を探りたいという心理のためです。

遊んでいるとき、犬がおもちゃを口にくわえたままピタッと動かなくなることがありますが、一緒に遊んでいる相手の出方を探り、自分はどのように行動しようかと考えているのです。

犬は口にくわえたおもちゃを奪い取ろうとしてほしいようです。無理に引っ張り合うのではなく、奪うようなフリをしてほしいのです。そういった遊び方が好きなのでしょう。

しかし、犬は動体視力に優れているため、飼い主の動きを瞬時に読み取ってしまうでしょう。愛犬に勝たせてあげる対応をすると、満足に遊んでもらうことができると思います。

お散歩中では、向こうに他人や他犬の姿を見つけたとき、犬がピタッと動かなくなることがありますが、警戒心から相手の出方を探っているのです。不信に思っているのかもしれません。

2.安全を確認したい

犬がピタっと動かなくなってしまうのは、安全を確認したいという心理からです。

お散歩中、道路を渡ろうとしているとき、ピタッと動かなくことがありますが、車は来ないかな?などと安全を確認しているのです。

愛犬よりも先に安全を確認し終えた飼い主は(車は来ないし渡れるんだけどな…)と思われるかもしれませんが、警戒心が強く慎重な性格である犬ほど、念入りな確認をしたいようです。

ケガや事故を防ぐための対応として、愛犬が「よし、渡ろう」と動き出すまで待ってあげるとよいと思います。

3.聞き慣れない音や声の正体を探るため

窓の外を確認する犬の後ろ姿

犬がピタっと動かなくなってしまうのは、聞き慣れない音や声の正体を探るためです。

自宅に愛犬と飼い主がふたりきりで過ごしているとき、犬が急にバっと立ち上がり、ピタッと動かなくことがあります。

どこからか聞こえてきた聞き慣れない音や声を警戒し、正体を探ろうとしているところです。人や犬の声、破裂音に反応しやすいのではないかと思います。

正体を探ろうとしている様子は、耳の動きによくあらわれます。左右前後にピクピクと忙しなく動かします。

同時に不安や緊張や恐怖を感じているときには、しっぽがダラリと垂れさがるのが特徴です。警戒しつつも自信があるときは、しっぽを立てていることがあります。

破裂音に驚いた犬がパニックを起こしてしまうことがあります。声をかけたり、体を撫でたりなど、愛犬を落ち着かせるための対応が必要です。

4.追いかけてほしい

犬がピタっと動かなくなってしまうのは、追いかけてほしいからです。

こちらにおしりを向け、ピタッと動かなくなります。相手が動く気配がすると、ダダダッと走って逃げます。追いかけずにいると、コソっと覗きに来る姿が可愛いです。

この行動を何度も繰り返しているのに、飼い主がいつまでも追いかけてくれないとき、ガウウっと低い声を出しながらプレイバウのポーズをすることがあります。

(何で追いかけてくれないんだよ!)という気持ちなのでしょう。そのような遊びなので、犬が床で滑らないよう対策をしつつ、追いかけて対応すると喜んでもらえると思います。

まとめ

立ち止まって無表情でジッと見つめる柴犬

犬がピタっと動かなくなってしまう理由を4つ解説しました。

  • 相手の出方を探るため
  • 安全を確認するため
  • 聞き慣れない音や声の正体を探るため
  • 追いかけてほしい

探る・確認する・警戒するなどの気持ちから、犬がピタッと動かなくことが多い傾向にあると思います。

愛犬を不安にさせたり、驚かせたり、パニックを起こすような要因が周囲に起きていないかどうか、飼い主も一緒に探り、警戒するとよいと思います。

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