俳優の小堀正博さんが25日、自身のSNSを通じて「ギラン・バレー症候群」に罹り、療養の末に退院に至るまでの顛末を明かしました。
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小堀さんは先月22日にも「ギラン・バレー症候群」の現状を長文で綴っていました。それによれば「3ヶ月前、僕は最重度のギランバレー症候群になりました。100万人に1人に選ばれました。」「最初は高熱が出て、全身力が入りにくいな、立てないな、から始まり」「帰宅するのが怖いため入院したら、翌朝にはみるみる悪化しいつの間にかICU」と、何から何まで突然の発症だったと明かしています。
そして「その日のうちに自発呼吸も出来ず、全身、顔も動けず、瞬きが出来るだけまで落ちました。」「冷房ガンガンにしてアイスノン5つ体の下に入れても熱くて熱くて汗が吹き出てしまうなど自律神経がおかしくなってしまう状態も相当辛かった」と振り返っています。
今月25日の投稿では「全身管だらけで人工呼吸器と経管での栄養補充で生かされる日々。」「呼吸も食事も排泄も自分の意思では出来ない。」「気管切開をしたので声は1ヶ月ちょっと出せず、痰も15分に1回吸引してもらわないといけない」「一番辛かったのは声が出なくてコミュニケーションが取れなかった事です。」「足が痛いから場所調整してもらってもまた5分ほどで痛くなる。申し訳なくて、辛くて、言いたい事が伝えられない悔しさで涙が出てしまった時もありました。」と、身体中が自分の意志では動かせない状況に追い込まれる、想像を絶するような辛さを綴りました。
そして「医療従事者の方々の適切な判断、懸命な治療のおかげでICUは2週間で脱しました。」としつつも、リハビリでは最初は「寝たきりのせいで身体が固まって脚を5cm持ち上げられるだけで激痛」「人工呼吸器を外す時も本当に怖かった。本当に肺が機能してくれるのか」など、苦闘続きだったことを明かす一方で「医療従事者の方々、家族の懸命なサポート、そして皆様の応援を頂いて何とか危機を脱しました。」「有難い事に人間とは思えないスピードで回復していると言われている」「ようやく最近握力や足首の動きが出てきました。」と、着実に回復に向かっている様子を明かしました。
小堀さんは、俳優のかたわらで家庭教師を務めていて「オンライン家庭教師は引き続き、対面家庭教師はまだしばらく先ですが復帰出来るよう頑張ります。」「役者の仕事も、大変有難い事に今の僕でも出来るように色々考えて下さって今週末に1つ撮影が控えています。」と、感謝の言葉とともに、復帰への歩みが始まったことを伝えています。
【担当:芸能情報ステーション】