夏休みを利用し、北は北海道、南は沖縄の小中学生が総理官邸を訪れ、岸田総理らと交流しました。
30日、総理公邸を訪れたのは「豆記者」と呼ばれる沖縄の小中学生30人。これは、沖縄の施政権が日本に返還される前の1962年から始まった交流行事で、子どもたちは総理らを前に沖縄の伝統舞踊や歌を披露しました。
総理は「故郷沖縄の素晴らしさを忘れずに、それぞれの分野で活躍してほしい」とエールを送りました。
一方、北海道からは…
中学3年生 菊地瑠凪さん
「国民一人ひとりが領土問題に向き合い、そして危機感を持てるように、今後、私たちは返還運動に積極的に取り組んでいきます」
北方領土の元島民のひ孫にあたる中学生ら7人が総理官邸を訪れ、総理に対し、北方領土問題への思いを伝えました。
岸田総理は「ロシアとの関係は大変厳しい状況だが、若い感覚を大事に、引き続き情報発信に取り組んでほしい」と期待を寄せました。