猫だと期待して近づいてみたら、全くの別モノでがっかりするという猫好きさんが、後を絶ちません。今回は、いったいどんなモノが猫に見間違えられているのかを深堀りし、大きく3つにまとめてみました。猫への深い愛情が生み出す微笑ましい勘違いを、ぜひご覧ください。
1.ビニール袋
外出中に、地面に落ちている「ビニール袋」を見て、思わず猫なのかと確認してしまった経験はありませんか?
レジ袋が空中を浮遊している姿は、ただのゴミ袋にしか見えないことが多いです。
しかし、ビニール袋の色や形状によっては、見間違えてしまう可能性が高まるでしょう。
袋の色が猫の毛色に近い「白」や「薄茶色」の場合、少し紛らわしいかもしれません。
袋の持ち手の広がり方が、猫が毛づくろいをしているような形状になっていた場合も、見間違えてしまいがちでしょう。
2.大きめの石
ごろごろとしている「大きめの石」も、猫に見える要素が潜んでいます。
遠目から見た場合のシルエットで思い込みやすく、風に飛ばされることなく一定の場所に留まり続けている石は、まるで猫が丸まって休んでいるようにも見えてしまうのです。
猫がいそうなイメージの強い「階段の上」や「道路の端」といったスポットは、ついつい猫と見間違えやすくなることでしょう。
ちなみに、自然に発生した石ではありませんが、東日本を中心に点在していると言われている「猫の石像」は、ますますリアルに見えます。
3.寝具
自宅で猫と見間違えやすいモノといえば、寝具ではないでしょうか?
例えば、ベッドメイキングされる前のタオルケットの無造作具合によっては、そこで猫がくつろいでいるように見えるかもしれません。
ふわふわとした素材かつ猫の毛色に近い色味が多いので、見間違えのトラップにはまりやすいのでしょう。
もし愛猫が普段から布団でよく寝ているタイプならば、布団がへこんでいるだけで、猫が寝ているのかと勘違いしてしまいそうです。
どうして幻覚のように見えるの?
猫好きさんたちは、いつでも猫に対するアンテナを張っているので、猫が現れやすい場所はある程度想像できますし、シルエットで猫だと認識することもできます。
しかし、ときとして先入観となり、いないはずの猫の幻覚を生み出しています。
遠くからのシルエットだけで判断してしまうこともあれば、モノの色味が似ているゆえ期待してしまうこともあります。
なかには違うモノと分かった後でも、猫に通ずるその雰囲気に、愛着すら感じる人もいるようです。
まとめ
全く別モノにも関わらず、素材や形状、目撃するシチュエーションによっては、猫と見間違えてしまうことがあります。
猫が毛づくろいしているように見えたり、丸まって寝ているように見えたりする形状は、特に勘違いを引き起こしやすいでしょう。
猫愛ゆえの幻覚だといえますが、遠目からのシルエットや色に惑わされすぎないよう、お気をつけください。
この勘違いを逆手にとって、あえて見間違えを楽しんでみるのも面白いかもしれません…!
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