自民党の小泉進次郎元環境大臣は、ラジオNIKKEIのポッドキャスト番組に出演し、来月予定される総裁選への出馬について、「自分で考え自分で決める」と述べました。
番組で小泉氏は、「父・小泉純一郎元総理から50歳になるまで総裁選に出ないよう言われたことがあるか」と問われ、「43歳で仕事上の様々な決断をいちいち父親に仰ぐのか。自分で考えて自分で決めるというのが当たり前ではないか」と述べました。
その上で、「自民党所属議員の1人として、この総裁選を日本の政治不信の払拭につなげていけるように関わっていきたい」との考えを示しました。
また、総裁選のあり方については、「力のある人のもとで議員が投票行動を決めるのではなく、自分で決める総裁選にしなければ国民に見放される」と述べました。
そして、総裁選で取り上げるべき最大のテーマの1つとして『政治改革』を挙げ、「世界で民主主義国家の不安定さが増す中で、日本の民主主義が揺らぐことのないような政治の信頼回復につなげられるのか、総裁選で問われるべき」と強調しました。
小泉氏は他にも憲法改正や、安全保障面におけるサイバー分野の強化や、人材の育成・確保に改めて強い意欲を示しました。