猫との絆が深まる『話しかけ方』5選 猫にとって心地よい声のトーンや言葉選びのアドバイス

猫は言葉の意味を理解できないと思われがちですが、実は猫は飼い主の声が発する簡単な言葉を理解しています。では猫とのコミュニケーションを深め、絆を強めるためには、飼い主はどんな「話しかけ方」をすればよいのでしょうか?

1.低い声より高い声で話す

美女の上でくつろぐ猫

猫に話しかける際は、やや高い声を使って猫をより安心させ、心地よく感じさせてあげましょう。

猫は高音域の声に敏感で、とくに飼い主や仲間の猫の高い声にはポジティブな反応を示すことが多いのです。これは、猫が獲物の高音域の鳴き声を聞き取れるように進化したためなのだとか…。

一方で低い声は猫が聞き取るのが苦手だったり、威圧感を与えることがあるため避けるのがベター。

猫に話しかけるときは、柔らかく高めの声で話しかけるのがおすすめです(ただし甲高い声はNG)。

2.ゆっくりと、落ち着いた声で話す

女性に話しかけられている猫

猫に話しかけるときは、ゆっくりと、落ち着いた声で話してみましょう。こうした話し方は、猫に安心感を与えるだけでなく、飼い主の感情や意図を理解しやすくします。

また落ち着いた声で話しかけることで、猫も飼い主自身もリラックスし、猫との穏やかなコミュニケーションが生まれやすくなるでしょう。

日常的にこのような話し方を心がけることで、猫とのコミュニケーションの質が高まるはずです。

3.大きな声で話さない

口に指を当てる人

猫に話しかけるときは、声の大きさにも注意してみましょう。

猫は非常に敏感な聴覚を持っており、急に大きな声を出すと驚いたり怖がったりすることがあります。

大きい声は猫がストレスを感じたり、飼い主から距離を置く原因にもなるので、絆を深めようとするどころか逆効果になってしまうことも…。

なお猫が大きな声を避ける理由は、猫が音に対して敏感なだけでなく、猫たちにとって不快な刺激となり得るからです。

とくに猫がリラックスしている時や眠っている時に大きな声を出すと、安心や信頼感が損なわれる大きな要因にもなるでしょう。

そのため猫に話しかける際は、できるだけ静かで落ち着いたトーンを心がけることが大切です。

4.簡単な言葉を使う

抱っこされた猫

猫の話をかけるときは、簡単な単語を使ってみるのもおすすめです。

猫は人間の言葉をすべて理解するわけではありませんが、約80個の単語を学習できて、特定の音やリズムに反応しやすいといわれます。

つまり短くて分かりやすい言葉は、猫が理解しやすく、覚えやすいというわけです。

たとえば、日常的に使う言葉として「ごはん」「だめ」などがあります。これらの言葉を繰り返し使うことで、猫はそれぞれの言葉に対する反応を学習します。

また「ムギ」「ルナ」「カイ」などの簡単で短い名前は、猫も覚えることができるといわれるので、もし今後名前を決める機会があれば、こうした「呼びやすさ」も考慮するといいかもしれません。

5.猫の落ち着いているタイミングを狙う

撫でられているリラックスした猫

猫に話をかけるときは、「タイミング」を見計らうのも忘れないようにしましょう。

猫はそのときの環境や状況によって感情や行動が大きく変わります。そのため適切なタイミング(リラックス時)で話しかけることが、効果的なコミュニケーションをつくるポイントなのです。

猫がリラックスしているタイミングとしては、食後や寝起き、遊び終わった後などがあります。これらの時間は猫が満足感や安心感を感じているため、落ち着いた状態で話しかけることができるでしょう。

また猫が自ら寄ってきた時や、飼い主のそばでくつろいでいる時も良いタイミングです。こうした時に優しく声をかけると、猫はその声に安心感を覚え、より親密な関係が築けます。

一方で猫が警戒していたり、興奮していたりする時に話しかけるのは避けるべきです。

たとえば来客や大きな音がある時、他の動物がいる時など、猫がストレスを感じている状況では、話しかけても逆に不安をあおることがあります。

また猫が集中して狩猟行動をしている時や、遊びに夢中になっている時も、話しかけることでその集中を妨げる可能性があるので避けましょう。

猫の気持ちを理解し、その瞬間の気分に合わせて話しかけることが非常に大切です。

まとめ

少女と見つめあう猫

猫との絆を深めるためには、声のトーン、言葉選び、タイミングといった要素が重要です。

猫は飼い主の感情を察知することもあるため、ポジティブで安心感を与えるような話しかけ方を心がけましょう。

また猫の反応を観察しながら、猫が喜ぶコミュニケーション方法を探すのも大切。こうした工夫を重ねることで、猫との関係がより深まり、コミュニケーションの質が向上していくはずです。

関連記事

大雨の日に『ずぶ濡れの子猫』を保護して1年…感動的すぎる『家族との話』が197万再生「久々に泣いてしまった」「涙がでる」の声
カワウソと共に成長してきた子猫…2匹の『じゃれ合いの様子』が可愛すぎると379万再生「プロレスしてるみたいw」「異種格闘技戦」
ベッドに集う3匹の赤ちゃん猫…1匹だけ『明らかに違う鳴き声』が可愛すぎると91万再生「ほんとだw」「下手な子いるよねw」
猫が娘との『別れ』を悟った結果…布団のうえで見せた『切なすぎる姿』が12万3000再生「わかっているんだよね」「ジーンときた」の声
猫が「んー」と鳴く理由と気持ち

  1. 長引く咳に苦しむ人多数 子どももかかりやすい!夏は「咳ぜんそく」に要注意 コロナ感染後咳が止まらない人も…
  2. “日本一暑い街”で水かけ祭り開催!オリジナル競技「バケッシャー」とは?
  3. 台風5号の各地で大雨被害「ノロノロ台風+海洋熱波」が影響?海上には“台風の卵”も…今後の影響は【Nスタ解説】
  4. 「私のやり投げがあるって信じてくれた」女子やり投げ・北口榛花選手(26)涙と絶叫の金メダル!【ゲキ推しさん】
  5. 日航機墜落から39年 追悼慰霊式で遺族らが黙祷 JAL鳥取社長「安全には少しの緩みも妥協も許されない」
  6. 台風5号 岩手・久慈市では24時間雨量で観測史上最大に 観光名所の鍾乳洞・龍泉洞は濁流
  7. 「川遊びをしていた4歳の息子がいなくなった」福岡県・八女市の川で4歳男児が溺れ心肺停止
  8. 【全文公開】乃木坂46・掛橋沙耶香 卒業&芸能界引退「怪我をしたことに関して」今後の活動「慈善活動」
  9. 【藤原竜也】東京タワー点灯式に大興奮「最初で最後だと思ってます」
  10. 【東貴博】沖縄での家族旅行を報告 宿泊先は「所さんの別荘」
  11. 「国際人道法が軽視されている」赤十字国際委員会・総裁会見 ジュネーブ条約採択75年
  12. 銅メダル獲得の総合馬術団体がスタジオ生出演!愛称「初老ジャパン」正直どう思う?【Nスタ解説】
×