ウクライナ軍、越境攻撃でロシア28集落を制圧　プーチン氏「民間人を攻撃する連中」などと批判

ロシアへの越境攻撃を行っているウクライナ軍は、西部クルスク州のおよそ1000平方キロメートルを支配したと明らかにしました。

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ウクライナ軍トップのシルスキー総司令官は12日、ロシアへの越境攻撃によって「クルスク州のおよそ1000平方キロメートルが支配下にある」と明らかにしました。

ゼレンスキー大統領は「ロシアのテロリストがいる場所や攻撃を仕掛けてくる場所を破壊するのは正当なことだ」と強調しています。

一方、クルスク州の知事代行は、ウクライナ側が国境から12キロまで進軍し、28の集落が制圧されたと明らかにしました。これまでに12人が死亡したとしています。

政権幹部らと対応を協議したプーチン大統領は、ウクライナ側の目的を「今後の交渉で優位に立つこと」としたうえで、「民間人を攻撃する連中とどんな交渉ができるのか」と批判しました。