岸田総理が自民党総裁選への不出馬を表明したことについて、イギリスメディアは日本が「一世代に一度の政治的危機に直面している」などと相次いで報じました。
BBCは、岸田総理が自民党総裁選への不出馬を表明したことについて、日本が「一世代に一度の政治的危機に直面している」とする専門家の分析を紹介。
「野党が弱体化し、分裂しているにもかかわらず、経済危機と政治スキャンダルが重なり、与党への不信感が高まった」と指摘しました。
また、ガーディアン紙は、後任の首相が「不安定な国際情勢や11月のアメリカ大統領選挙、また、日本国内では生活費の高騰などの課題に直面することになる」としたうえで、後任には石破元幹事長や河野デジタル大臣らの名前が挙がっているとしたほか、総裁選には女性候補が出馬し、日本初の女性首相が誕生する可能性があると伝えました。