終戦の日のきょう、靖国神社では木原防衛大臣など現職閣僚のほか、「ポスト岸田」候補が相次ぎ参拝しました。岸田総理は参拝を見送り、玉串料を納めています。
【動画】終戦の日 靖国神社に現職閣僚&ポスト岸田が続々参拝 岸田総理は参拝見送り玉串料奉納
木原稔 防衛大臣
「尊い命を犠牲にされた皆様方に本日、哀悼の誠を捧げ、尊崇の念を表してきたところであります」
高市早苗 経済安保担当大臣
「国策に殉じられた方々の御霊に対しまして、尊崇の念を持って、感謝の誠を捧げて参りました」
東京・九段北の靖国神社には木原防衛大臣のほか、高市経済安全保障担当大臣、新藤経済再生担当大臣が参拝しました。
このほか、来月の自民党総裁選への出馬が取りざたされている小泉元環境大臣や小林前経済安全保障担当大臣も参拝を終えています。
一方、岸田総理は参拝を見送り、自民党総裁として玉串料を奉納しました。
また、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は、80人近くの国会議員が集団で参拝しています。
これに対し、韓国外務省は談話を発表し、「戦争犯罪者を合祀した靖国神社に日本の責任ある指導者らが再び供え物を奉納し、参拝を繰り返したことに対し、深い失望と遺憾を表明する」としました。
その上で、「日本の責任ある人々が歴史を直視し、過去の歴史に対する謙虚な省察と真の反省を行動で示すことを促す」としています。