■MLB カブス 0ー1 ブルージェイズ(日本時間19日、イリノイ州シカゴ、リグリー・フィールド)
カブスの今永昇太(30)が本拠地でのブルージェイズ戦で今季23度目の先発、5回、97球を投げて、被安打4(1本塁打)、奪三振6、四死球1、失点1(自責点1)で防御率は3.11。今季3敗目を喫し、2ケタ勝利はまたもお預けとなった。この日、30歳の誕生日を迎えた鈴木誠也(30)は4打数1安打で打率は.263。
今季21球団目となるブルージェイズと初対戦となった今永、連勝のカブスはナ・リーグ中地区3位、2位のカージナルスまでは0.5ゲーム差、ワイルドカード争いは3位のブレーブスまで4.5ゲーム差の7位。
立ち上がりは1死から2番・A.クレメント(28)を9球目のスプリットで空振り三振、しかし、2死から四球、とヒットで走者を許したが5番・S.ホーウィッツ(26)をライトフライで無失点に抑えたが、球数は31球とかかってしまった。
2回も簡単に2死を奪ったが、8番・J.ロペルフィド(25)に内角高めのストレートを弾き返され、ライトスタンドへ3号ソロ。6試合連続となるホームランを打たれた。
3回には1死二塁のピンチを迎えたが3番・V.ゲレーロJr(25)の三遊間への打球をショートのD.スワンソン(30)がスライディングキャッチの好プレー。今永は味方に救われると4番・A.カーク(25)をセカンドフライに打ち取りピンチを脱したが、3回までに68球とブルージェイズ打線に粘られて球数が増えてしまった。
4回には1死から6番・A.バーガー(24)をスプリットで空振り三振、7番・D.シュナイダー(25)はチェンジアップで2者連続三振とリズムを取り戻した。
0対1とリードされたカブスはその裏、1死一塁から、この日、30歳の誕生日を迎えた鈴木がセンター前へヒットを放つなど2死満塁のチャンスと作ったが、6番・スワンソンが見逃し三振、1点がなかなか奪えない。
今永は5回で降板、97球を投げて。被安打4(1本塁打)、奪三振6、四死球1、失点1(自責点1)で防御率は3.11。チームも1点が奪えず、今永は今季3敗目となった。