JRグループがお盆期間の利用状況について、南海トラフ地震臨時情報の発表や台風による影響があったものの、昨年と比べて利用者数が7%増加したと発表しました。
JRグループは8月9日から18日までのお盆期間の利用状況を発表し、JR6社の新幹線や在来線の特急列車を利用した人はおよそ1223万人で、前の年の同じ期間と比べておよそ7%増加しました。
今年のお盆期間には、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」の発表や、台風5号や7号による遅れや運休などが発生しましたが、昨年と比べると好調だったとしています。
JR東日本によりますと、好調の要因として、記録的な円安によるインバウンド需要の増加や、お盆期間中に休みが取りやすい曜日の並びだったことなどをあげています。
しかし、コロナ禍前の2018年度と比べると、9割ほどしか回復していないということです。