NHKのラジオ国際放送などで中国籍の外部スタッフが不適切発言

NHKは、ラジオの国際放送などの中国語のニュースのなかで不適切な発言があったことを謝罪し、発言した中国籍のスタッフとの契約を解除すると明らかにしました。

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NHKは19日午後1時すぎから生放送のラジオ国際放送などで「靖国神社の石柱に落書きされているのが見つかった」というニュースを中国語で伝えました。

このニュースを伝えた後に中国籍の外部スタッフの男性が、沖縄県の尖閣諸島について「中国の領土である」などと原稿には書かれていない不適切な内容をおよそ20秒間にわたって発言したということです。

このスタッフは、NHKの関連団体が業務委託契約を結んでいる中国籍の40代の男性で、NHKは本人に厳重に抗議しました。

そのうえで、関連団体は本人との契約を解除する方針だということです。

NHKは、「ニュースとは無関係の発言が放送されたことは不適切であり、深くお詫び申し上げます」と謝罪したうえで、事前収録にするなど再発防止策を徹底するとしています。