浅草で、人力車を引く現役俥夫から結成された3人組パフォーマンスユニット「東京力車」が新曲「涙ひとしずく」発売記念イベントを地元・浅草の浅草ROX「まつり湯」で開催しました。
【写真を見る】【東京力車】純烈・酒井一圭が歌詞提供&紅白へのアドバイスしつつも "ライバル視"
デビュー5周年を迎える東京力車は、純烈のリーダー酒井一圭さんに作詞を依頼して楽曲を制作。本作は酒井さんにとっても初のアーティスト提供作品になります。
新曲披露の前にカップリング曲「浅草ララバイ」を歌いあげたリーダーの石橋拓也さんは“浅草で歌えるのはうれしいね”と語ると、感極まり、言葉を詰まらせてしまいました。そこでメンバーの田井裕一さんが後を引き取り“本当に、この浅草に育てられ人力車と音楽活動をやってきて、ストリートライブから始めて、ようやくこの温泉施設で歌うことが出来て、思いが高まる、ばっしー(石橋さん)ですね”と気持ちを代弁しました。
ここで石橋さんは“まだ(披露したのが)2曲だよ!2曲で泣くのはプロとしてやべぇよ”と、気持ちを立て直し“諦めないでここまでやってきて良かったって、歌っていて思っちゃいました。明日(21日)はいよいよ新曲「涙ひとしずく」の発売日。1人でも多くの人に届けたいです”と意気込みました。
そして、いよいよ新曲を発表しようとすると、なぜか純烈の「夢みた果実」のイントロが流れ俥夫姿の純烈・酒井さんがサプライズで現れ、客席で握手をするなどサービスし、知らされていなかった3人は驚きの表情を見せながらも感激した様子。
酒井さんは“お前らの普段の仕事ぶりを見に来た”と言いながら“来年3月で(純烈メンバー)岩永(洋昭)がグループを辞めるのよ。彼なら東京力車のユニホームが似合うと思うので、就職のあっせんというか…”とジョークを織り交ぜ会場を盛り上げました。
また、力車メンバーの衣装を借りた酒井さんはサイズが合わず、“ウエストが合ってなさすぎて、手を離したら勝手にチャックが下がってくるの”と、時折下がってくるチャックをおさえながらトークし、会場を笑わせました。
これからの飛躍を目指す、東京力車のメンバーたちには、“これから売れても移動は新幹線や飛行機でなく人力車で行った方がいい。その方が紅白歌合戦出場に近いかも”とアドバイス。その一方で、“紅白を狙うのであればグループ枠は「純烈」なので、三山ひろしさんか山内惠介さんの枠でね。こっちには来ないでね”と、けん制。今後のコラボを望む東京力車に対して、 “来年から、うちらもメンバーが3人。こんな若いライバルに楽曲提供したことを今さらながら後悔しています。うちももっと若いメンバーを入れないと…”と危機感を募らせていました。
【担当:芸能情報ステーション】