全日本卓球選手権で優勝した経験もあるプロ卓球選手の小西海偉容疑者（43）が、卓球を教えている子どもの母親の身体をわいせつ目的で触った疑いで逮捕されました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、埼玉県戸田市に住むプロ卓球選手の小西海偉容疑者です。
警察によりますと、小西容疑者は今年8月7日の午後5時すぎ、妻が経営する戸田市内の卓球スクールの建物内で、卓球を教えている子どもの母親（40代）の身体をわいせつ目的で触った疑いがもたれています。
小西容疑者は事件の30分ほど前に「今から見学に来れるか」と電話をして女性を呼び出し、子どもが外でトレーニングをしていた際に、マッサージと称して身体を触ったということです。
女性が事件の2日後、「子どもが通う卓球スクールに行ったところ、身体を触られた」と警察に被害を相談し、事件が発覚。関係者に話を聞くなどしたところ、小西容疑者が関与した疑いが強まったことから逮捕に至りました。
取り調べに対し、小西容疑者は「マッサージとして女性の身体を触った」と供述していますが、わいせつ目的については否認しています。
小西容疑者が所属していた卓球の国内リーグ「Tリーグ」のホームページによりますと、小西容疑者は2005年と2006年に開催された全日本選手権で連覇するなどプロ選手として活躍していました。
