「愛犬は留守番中、何をしているのだろう」と気になる飼い主さんは多いでしょう。今回は犬が留守番中に何をしているのか、多く見られる行動や留守番させるときに注意すべきポイントを紹介します。
犬は飼い主の外出中、家で何をしているの?
留守番中、愛犬が家の中で何をしているのか気になる飼い主さんは多いでしょう。最近ではペットカメラで外出先から愛犬の様子を確認している飼い主さんも少なくありません。では、犬たちは飼い主の外出中、何をしていることが多いのでしょうか。
1.お昼寝
多くの犬は飼い主が出かけるのを見送った後、自分が気に入っている場所に移動してお昼寝していることが多いようです。
お留守番に慣れている犬は、「この時間に眠っておいて、飼い主さんが帰ってきたら遊んでもらおう」「散歩に連れて行ってもらおう」と1日の大まかなスケジュールを把握しているため、体力を温存させていることも。
2.おもちゃなどでひとり遊び
お昼寝するまでの間、あるいはなかなか眠れない犬の場合は、おもちゃなどでひとり遊びしていることも多いです。ぬいぐるみを噛んでみたり振り回したり、知育玩具を試してみたり、中には自分でボールを投げて取りに行く遊びを繰り返している犬もいます。
おもちゃで一通り遊ぶと満足感も得られるため、そこからお昼寝に入るというルーティンを持つ犬もいるでしょう。
3.飼い主が帰ってこないか確認している
甘えんぼうな犬や寂しがり屋な犬の場合は、飼い主が帰ってこないか定期的に玄関に向かって確認していることも多いです。
犬によっては「早く帰ってこないかな」と気持ちが落ち着かず、飼い主が外出してから帰ってくるまでの時間を玄関で過ごしている犬も。この行動は、お留守番に慣れていない犬や子犬によく見られます。
4.窓から外を眺めている
退屈な時間を紛らわすために、窓から外を眺めて楽しんでいる犬も多いです。犬たちは、目の前の道路を歩いている人や走っている車、自転車、あるいは飛んでいる鳥などを見て楽しんでいます。
また、毎日同じ時間帯に通る車や人がいる場合は、その人が通る時間帯を学習し、「もうすぐ飼い主さんが帰ってくるはず!」と目安にしている賢い犬も多いです。
5.イタズラをしていることも…
お部屋の環境によっては、退屈な時間を持て余していたずらに走ってしまう犬もいます。よくあるイタズラは、手の届く場所に置かれているドッグフードやおやつを勝手に取り出して食べていたり、ゴミ箱を漁るといったイタズラです。
他にもクッションをボロボロにしていたり、飼い主の衣類をぐちゃぐちゃに取り出していたりすることもあるので、留守番前にお部屋を整えておきましょう。
愛犬を留守番させるときに注意すべきポイント
愛犬を留守番させるときは、怪我や誤飲事故、体調不良などが起こらないように環境を整えておくことが大切です。
- トイレや水など必要なものを準備する
- 犬にとって快適な室温(20〜25℃)に調節する
- 誤飲しそうなものは手の届かない場所へ
- ゴミ箱はイタズラできないよう対策しておく
- 高い場所を昇り降りする場合はペットステップを設置
- ひとり遊びできるおもちゃを用意する
以上のように愛犬が安全に快適に過ごせる環境を整えて出かけると、飼い主がいない間にトラブルが起こりにくくなります。
あまりにも留守番中の問題行動がひどいという場合には、まずはお留守番環境から見直してみてください。
甘え鳴きやトイレの排泄ミスなどが多い場合は分離不安が疑われるので、外出前の行動をルーティン化しない、あまりかまわないようにするなど距離感を見直しましょう。
まとめ
犬ではが飼い主の外出中、お昼寝やひとり遊び、窓から外を眺めるといった行動をとっていることが多いです。イタズラが気になる場合は、外出前に留守番環境を改善したり、普段から適切な距離感を意識して接したりとあらゆる部分を見直してみましょう。
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