「サトウのごはん」最大で14%値上げ　米の価格高騰で　12月2日の出荷分から

サトウ食品は「サトウのごはん」シリーズすべての商品を最大で14％値上げすると発表しました。原料となるコメの価格高騰などが要因だとしています。

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対象は「サトウのごはん」シリーズの全商品で、12月2日の出荷分から値上げされます。値上げ幅は希望小売価格でおよそ11％から14％になるということです。

主力商品である「新潟県産コシヒカリ」200グラムの場合、税抜きで現在の189円から211円に値上げします。3食パックの商品でも税別で558円から630円と72円の値上げになります。

値上げの理由について、サトウ食品は原料の米の価格高騰のほか、人件費、物流費が上昇しているため「自社の企業努力だけで吸収し続けることは極めて困難」と説明しています。

全国的にコメが品薄となっていますが、サトウ食品は事前の販売・生産計画に基づき原料を調達しているため、コメ不足の影響はないとしています。