自民党の総裁選に立候補を表明している小林前経済安保担当大臣は、若い世代の所得を上げるための手段として、社会保険料の負担を軽減していく必要性に言及しました。
自民・小林鷹之前経済安保担当大臣
「若い方々のこの所得を上げていくために必要なこと。それは社会保険料の負担を軽減していくことだと思っています」
小林氏はきょう、青森県で行った講演で、若い世代で所得の伸び率よりも社会保険料の負担が増えている現状を改善するため、「健康保険をあまり使わない人に対してはその分保険料を下げる」ことも検討する考えを示しました。
負担を軽減するための財源の確保策については、▼今以上に予防医療に重点を置き、健康寿命を伸ばすことで、医療・介護の支出を減らすことなどをあげています。