犬の洋服は本当に必要?着せるべき環境や状況、やってはいけないNG行為を徹底解説

2024-09-03 11:00

近年ではわんこが洋服を着ているのも当たり前の光景になってきました。愛犬にさまざまな服を着せて日々のお出かけやイベントを楽しんでいるという人も多いのではないでしょうか。今回はわんこの洋服が持つ意味と、やってはいけないNG行為についてまとめました。

オシャレだけじゃない?わんこに洋服を着せるべき理由

雪の中で服を着て佇む犬

一昔前にはわんこに洋服を着せることに対して「人間のエゴだ」「無理やり着せられてかわいそう」といったネガティブな意見が持たれることも多かったもの。

わんこに洋服を着せるのが一般的になってきた現在でも、そういった考えを持つ人は一定数いるかもしれません。

ですがわんこの洋服には「オシャレ」だけでない意味があるのです。下記のような場合にはむしろ洋服を着せることが推奨されます。

1.寒さに弱い犬種や老犬

洋服が持つ最もわかりやすい役割は「保温」です。わんこは寒さに強い傾向があるものの、被毛が短いわんこや温暖な地域原産のわんこにとっては、日本の冬の寒さは耐えがたいもの。裸のままでいると体調を崩してしまうことも考えられます。

また、体温調節機能が衰えてきたシニア期のわんこにも同様のことが言えます。そんな場合、冬の外出時には洋服を着せて暖をとってあげることが大切です。

2.抜け毛が多いときのお出かけ

わんこと暮らすうえでのお悩みといえば抜け毛。特にダブルコートのわんこの換毛期の抜け毛量は半端なものではありません。

自宅で毛が舞い散る分にはこまめに掃除すれば良いのですが、お出かけ先、特にホテルやドッグカフェなどの室内で大量に抜け毛が散乱してしまうと迷惑にもなるので困ってしまいますよね。

こういったときにも洋服は便利です。洋服を着せておくことで毛が舞い散るのを最小限に止めることができます。

3.身体の保護

自然の多い場所をお散歩させる場合など、突起物で思わぬ怪我をしてしまったり害虫に刺されてしまったりといったリスクが考えられます。こういった予期せぬ怪我から身体を守るためにも、洋服を着せて露出部分を少なくすることはとても有効です。

要注意!わんこに洋服を着せる前に

ペットショップの犬

ここまでわんこに洋服を着せることのメリットを紹介してきましたが、何でもかんでも着せればいいというわけではありません。下記のことには十分に注意しましょう。

1.無理やり着せる

わんこによっては体を何かに覆われること、締め付けられるように感じることに強い抵抗を覚える子もいます。また洋服を着ると動けなくなってしまうなんて子もいますよね。

嫌がるわんこに対して、無理やり洋服を着せるのはストレスの元ですから、絶対にNGです。最悪の場合、無理に着せようとして咬傷事故に…なんてことにもなりかねません。

2.外気温に適さない服を着せる

特にファッション目的でわんこに洋服を着せている場合に多いのが、外気温に適さない洋服を着せてしまうことです。外気温が高くて暑いのに洋服を着せていると熱がこもり、熱中症のリスクも上がってしまいます。

人間にとってはある意味「おしゃれは我慢」な側面はありますが、わんこにそれを強いることはあってはいけません。

まとめ

洋服を着ている犬たち

いかがでしたでしょうか?ペットショップに行くとさまざまなデザインの洋服が売られていて、選ぶのも楽しいですよね。わんこの洋服が持つ役割とNG行為をしっかり認識したうえで、愛犬とオシャレを楽しんでくださいね。

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