宮内庁は天皇皇后両陛下が来月、国民スポーツ大会の総合開会式に出席するため佐賀県を訪問されると発表しました。
宮内庁によりますと、両陛下は10月5日から1泊2日の日程で、佐賀市や鹿島市などを訪問されます。
両陛下は5日に羽田空港から特別機で佐賀に移動したあと、SAGAスタジアムで「国民スポーツ大会」の総合開会式に出席し、陛下がおことばを述べられます。
6日には女子のバレーボール競技の1回戦を観戦される予定です。
両陛下がお二人で佐賀県を訪問されるのは皇太子時代だった2002年以来、22年ぶりです。
「国民スポーツ大会」は毎年、各都道府県が持ち回りで開催している国内最大のスポーツの祭典で、今年は37の正式競技が行われ、全国からおよそ2万1000人の選手や関係者が参加します。
これまで大会名は「国民体育大会」でしたが、世界的に用いられている「スポーツ」という言葉を取り入れ今回から「国民スポーツ大会」に変更されました。