■パリパラリンピック 陸上マラソン(T54・車いす)(日本時間8日、スタート:ラ・クールヌーヴ、フィニッシュ:アンバリッド)
男子マラソン(T54・車いす)で、今大会1500mで7位入賞を果たした鈴木朋樹(30、トヨタ自動車)が1時間31分23秒で銅メダルを獲得。日本男子としては、2008年北京大会での笹原廣喜の銀メダル以来、4大会ぶり表彰台の快挙となった。
13人が出場した男子マラソン。スタートから飛び出したのは21年東京大会金メダルのM.フグ(38、スイス)。そのすぐ後ろに鈴木がピタリとつけた。しかし、6分過ぎに鈴木は遅れ3位に後退。それでも30㎞通過時点で2位の金華(24、中国)に11秒差まで迫ると、35㎞地点で2位に並ぶ。しかしラストで振り切られ3位でゴールした。
鈴木は21年東京大会ユニバーサルリレー銅メダルに続く、2大会連続のメダル獲得となった。初出場の吉田竜太(42、SUS)は1時間37分15秒で8位入賞となった。女子マラソン(T54・車いす)では、49歳のレジェンド・土田和歌子(W-STAGE)が6位入賞、2大会連続出場の喜納翼(34、琉球スポーツサポート)は12位でゴールした。