猛暑続き「夏バテ肌」に注意! 紫外線・乾燥でダメージ蓄積、どんなケアが必要?【Nスタ解説】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-09-12 21:37

9月とは思えないような連日の暑さ。長期間、暑い日が続くことで、注意したいのが“肌の夏バテ”です。どんなケアが必要なのでしょうか?

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猛暑続きで肌も夏バテ 夏バテ肌のサインは

井上貴博キャスター:
12日の東京の最高気温は34.5℃と猛暑日目前となりました。今年だけでも12日時点で猛暑日は19日(例年4.8日)と全国的に増えています。
肌トラブルの「夏バテ肌」をどう改善していくべきなのでしょうか。“肌がつっぱる”、“化粧水がヒリヒリ染みる”、“目周りの乾燥がすごい”などの声がSNSで見られました。

池袋西口ふくろう皮膚科クリニックの藤本智子院長によると「これらはすべて肌のバリア(角質)が壊れた状態。“夏バテ肌”のサインの可能性があります」とのことです。

主な原因は、汗を強く拭くことで摩擦で肌が刺激され、紫外線を浴びてしまうことです。また、室内ではクーラーの風により乾燥してしまいます。この繰り返し、蓄積で“夏バテ肌”になりやすいということです。

ホラン千秋キャスター:
春になると花粉で顔中がイガイガして、夏になると夏バテ肌で、秋・冬になるともっと乾燥して…という、いつが良い時期なのかというと非常に難しいですが、その都度合ったケアをすることが大事ですね。

スポーツ心理学者(博士)田中ウルヴェ京さん:
確かに冷房が良くないのはわかります。肌がかさつくというか、パリッとした感じになります。新幹線に乗って名古屋に着いた途端にバリバリになっている実感があります。

井上キャスター:
ただ、これだけ暑いと冷房をつけないとやってられないです。熱中症対策の方が命に関わります。その中でどういうことに気をつければいいのでしょうか。

【クーラーによる乾燥】
加湿器・濡れタオル(湿度50%~60%)

【汗による刺激】
ゴシゴシふき取る NG
優しくふき取る  OK

【肌のダメージ回復】
十分な睡眠(5時間以上)

夏バテ肌 今の肌をチェック 10月末まで要警戒?

井上キャスター:
株式会社コーセーの「ハダミテ」では、LINEの公式アカウントに登録した後、顔を撮影するだけで肌状態を解析することができます。
実際に私も「ハダミテ」をやってみました。今年で40歳になったのですが、日中は基本的に室内で、外出するときは日傘で紫外線対策をしています。

やってみると5〜10秒で結果が出て、肌年齢が28歳と解析されました。点数が高い方が良いということですが、“くま”や“シワ”、“赤み”、“シミ”など全部出るので、今どの部分が劣っているのかがわかります。数値で出るとゲーム感覚にもなりますし、すぐできるものなのでやってみると良いかもしれません。

ホランキャスター:
水分量の数値が低いから保湿した方が良いんだな、油分過多なのかなといった感じで何をするべきかが最短で届きますね。

田中ウルヴェ京さん:
細かい要素を見ると必要な事がわかります。私もやりましたが、良いアプリですね。私は57歳ですが44歳との結果が出ました。ただ、化粧のままで診断したので、おそらくすっぴんでやる必要があるのだと思います。

ホランキャスター:
私もメイクしたままで診断したら27歳だったので嬉しかったです。メイクを落としての診断は怖そうなので、もうやりたくないなと思います。

井上キャスター:
気象予報士の國本未華さんによると「10月まで汗ばむような真夏日になる可能性も。今年は“ジメっと秋晴れ”」とのことです。今年の秋が短いのは間違いないので、肌のケアもしっかり続けていくことが大切です。

ホランキャスター:
この暑さはまだ続きますし、暑さが落ち着いたと思ったら、急に寒くなることも考えられるので、寒暖差の大きさ、季節の移り変わりに対する対応力・適応力が求められているなと感じます。

田中ウルヴェ京さん:
心と体はもちろん繋がっているのですが、やはり外の温度の変化はすごく大事です。それを敏感に感じ取ってしまうのが肌だと思います。肌のお手入れで、特に女性はメイクや日焼け止めのクリームが分厚い可能性があるため注意が必要です。

できるだけしっかり化粧落としをすることが、基本だからこそ大事だと先生方がよく言ってくださったりするので、当たり前のことをちゃんと丁寧にやることは大事かなと思います。

ホランキャスター:
メイクを急いでゴシゴシと落としてはいけません。優しくゆっくりと落とすことが大切です。

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<プロフィール>
田中ウルヴェ 京さん
スポーツ心理学者(博士)
五輪メダリスト 慶應義塾大学特任准教授
こころの学びコミュニティ「iMiA(イミア)」主宰

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