JR東海が緊急点検　計10両で車輪に車軸を取り付ける際の圧力の数値が“社内目安”を上回る

JR東海はきょう、列車の車輪に車軸を取り付ける際に圧力の数値が社内の目安を上回る車軸が、あわせて10両確認されたと発表しました。

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これは、JR貨物が車輪に軸を取り付ける作業で、データ改ざんなどの不正を行っていた問題を受け、国土交通省が全国の鉄道事業者に緊急点検を指示していたものです。

JR東海によりますと、今回行った緊急点検の結果、一部の在来線の車両、あわせて10両で車輪に車軸を取り付ける際の圧力の数値が社内で定めた目安を上回っていたケースがあったということです。

今回の緊急点検では11本の車軸が該当していて、JR東海では、きょう特急「しなの」や高山線など一部の在来線で、列車の車両の数を減らして運行し、車軸の交換作業が完了するまで、当面は同じ対応を取ることにしています。