猫にとって「キャットステップ」は、運動やストレス解消を兼ね備えた必需品です。そんなキャットステップを導入したいけど、どうしたら良いのか分からない、という方にもオススメの方法と注意すべき点についてご紹介したいと思います。
1.DIYする
キャットステップが欲しいけどお金は節約したい…という飼い主さんであれば、自作してしまうというのも1つの方法ではないでしょうか。
壁に直接釘を打てないお宅なら、突っ張り棒を活用することでキャットステップを設置することができます。この方法なら(うちの家では無理かも…)と思っていた方にもハードルが低いはずですので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
DIYすることで材料費の節約もできますし、愛猫の好みに合わせたオリジナルのキャットステップも作れてしまいます。もし迷っている方がいらっしゃったら、一度挑戦してみても良いかもしれませんね。
2.家具を上手く配置する
家具の配置を階段状にすることで即席のキャットステップにすることも可能です。新たにキャットステップを設置するスペースがない、という方であれば家具の配置を替えてあげることで解決することもあるでしょう。
筆者宅でも、家具の配置で高い場所にも上がれるようにしています。もちろん愛猫が怪我しないよう、無理なくジャンプできるくらいの高さで配置していますが、猫たちが追いかけっこをしながら高いところまで流れるように跳んで行くのは圧巻ですよ。
その子の能力に合わせるのであればカラーボックスはとても役立ちますし、飼い主さんの収納としても使えます。「ついでに収納も増やしたい」と思った方は、カラーボックスの増設も検討してみてはいかがでしょうか。
3.キットを購入する
購入できる場所は限られていますが、キャットステップの組み立てキットというものが販売されています。、(いちからDIYするのは大変なのでは…)と不安な方なら、こちらのほうが簡単かもしれませんね。
購入時はパーツごとに分かれていますので、飼い主さんが任意の場所で組み立ててあげる必要はあります。しかし、今はキャットタワーなども女性でも簡単に組み立てられたりしますので、そこまでハードルは高くないと思いますよ。
インターネットショップでも様々なキットが販売されていますので、もしこれからキャットステップを導入しようと考えているのであれば一度見てみてはいかがでしょうか。
「キャットステップ」を導入する際の注意点
「キャットステップ」を導入する際には、いくつか注意しなければならない点もあります。
まず、「滑り止めを取りつける」ことです。
木材はツルツルしているため、遊んでいる途中に勢いよくジャンプしたはいいものの、愛猫が足を滑らせて落下してしまい、怪我を負ってしまった…という事故を起こす危険性も。これを防ぐためにも、滑り止めを付けることは大切です。
そして、「キャットステップ」で窓の近くに行けるようになることもあるため、「脱走対策」も一緒にしておかなければなりません。
さらに、複数の猫を飼っているのであれば、猫同士がすれ違える程度の広さが必要ですし、下りるルートも複数あると安心です。
また愛猫の体重を考慮して、少しくらい激しい動きをしても大丈夫なようにしっかり固定することも大切です。
耐荷重は猫の大きさによっても変わりますし、1つの棚板に複数の猫が乗ることもあります。複数の猫が乗ったら落ちてしまった、ということのないよう注意してあげてくださいね。
まとめ
愛猫のために「キャットステップ」を導入する方法は様々ですが、飼い主さんの家や予算に合わせて考えてあげると良いでしょう。
設置する際にも多頭飼いの場合はすれ違えるだけの広さや、同じ棚板に複数の猫が乗っても平気な程度の頑丈さを備えるようにする等、設置の際の様々な注意点を踏まえつつ、愛猫が安全に楽しめるキャットステップを導入してあげてくださいね。
完成した時に楽しそうに使ってくれている姿を見れば、飼い主さんの努力や苦労も報われるに違いありません。
関連記事
・『飼い主が豪快なあくびをするからか…』まさかの猫にうつる様子が面白すぎると63万再生「音程も合っているようなw」「豪快w」と爆笑
・猫が声を出さずに鳴く「サイレントニャー」の心理
・猫は一緒に寝る人を選んでいる?人のそばで寝る理由、一緒に寝る方法と注意点
・猫が幸せを感じた時にみせる10の仕草
・ガリガリにやせ細った『母猫と子猫』の姿が…優しさ溢れる行動に涙が止まらないと338万再生「本当に素晴らしい」「頭が下がる」の声