猫に関連したユニークな『世界のことわざ・慣用句』6選 あなたはいくつ知っている?

2024-09-22 16:00

ことわざや慣用句に動物が登場することがあり、猫に関連したものも多くあります。日本のことわざにも猫が登場しますが、今回は猫に関連したユニークな世界のことわざや慣用句をご紹介します。

1.『猫には九つの命がある(cat has nine lives)』

ジャンプする猫

猫は執念深くなかなか死なない、猫は殺しても何度でも生き返るという意味です。イギリスで古くから使われていた言葉だそうです。

猫は警戒心が強く、たとえ放り投げられても体が柔らかく上手に着地することができ丈夫。なかなか死なないもののたとえに使われます。

2.『好奇心は猫を殺す(curiosity killed the cat)』

顔を半分だしてのぞいている猫

前章のイギリスの『猫には九つの命がある(cat has nine lives)』が元になったことわざです。

好奇心は成長のために必要ですが、知りたがり過ぎるのは危険、好奇心をもつのもほどほどに、ということを表現しています。

このことわざは時代によって変化していて元は「cere killed the cat」(心配は身の毒)だったそうです。そこからさらに変化し、「Curiosity killed the cat, but satisfaction brought him back」(物を深く知り、満足したおかげで生き返りました)となっていったようです。

3.『猫の首に鈴を付ける(bell the cat)』

鈴をつけた子猫

イソップ童話『ネズミの相談』が元になった慣用句で「みんなのために難局に進んで立ち向かう」という意味です。

ネズミたちが天敵である猫から身を守るために猫に鈴をつける話が出たが、誰がつけるかということで話が詰まってしまった、という童話からできました。

4.『犬と猫の仲』

犬をにらむ猫

「仲が悪い」というフランスの言葉です。14世紀には犬と猫が仲が悪いという意味の言葉が使われていたそうです。

日本語では仲が非常に悪いことは「犬猿の仲」と言いますが、フランスでは犬と猫のようです。

5.『猫を嫌う人には気をつけろ』

不機嫌そうな表情の猫

「自由気ままな猫を嫌うということは、思い通りにしようとすることが好きな人間かもしれないから、そのような人間には近づかない方がいい」という意味のアイルランドのことわざです。

猫は単独で行動する動物なので、従わせるのは難しいです。猫の特徴をとらえたことわざですね。

6.『塀の上に立つ猫】

塀の上を歩く猫

どっちに転ぶかわからない、物事の結果は予測できない、という意味のインドのことわざです。

猫は高いところが好きですが自由気ままな性格なので、塀のどちらに下りるのか予測するのは難しい、というところから生まれた言葉です。

まとめ

本の上に乗る子猫

今回は、猫に関連したユニークな「世界のことわざ・慣用句」をご紹介しました。

日本にも猫にまつわることわざや慣用句はありますが、世界にもたくさんあります。どれも猫の特徴がよく出ていて、昔からどの地域でも猫のイメージは変わらない、ということもわかりますよね。

今回ご紹介した以外にも、猫に関することわざや慣用句はまだまだありますので、ぜひ一度ご自身でも調べてみてはいかがでしょうか。

関連記事

元ボス猫、子猫たちが旅立って寂しそうだと思っていたら…『まさかすぎる姿』が24万4000再生「異常な可愛さ」「笑っちゃったw」
猫が幸せを感じた時にみせる10の仕草
『犬用ベッドを猫が陣取って…』犬がとった『優しすぎる解決法』が111万再生「優しいなあ」「はみでちゃったw」「最後は一緒w」の声
猫が他の猫の首を噛む理由と止めさせる方法
猫が大好きという気持ちを飼い主に伝える9つのサイン

  1. “児童の性的ディープフェイク”の被害が深刻化 今年9月末までの被害相談79件…加害者の約半数は同級生 警察庁が「犯罪や人権侵害にもつながる」と注意喚起
  2. 部活動中に『海で溺れる』 女子生徒(中1)死亡 過去には【授業中】車にひかれ死亡する事故も…
  3. 茨城・つくば市の常磐自動車道に男性の遺体 ひき逃げ事件の可能性
  4. 『飲酒運転の車』に同乗し事故 女性教諭(20代)停職処分 教諭も「(運転者と)朝まで飲酒…」
  5. プーチン大統領 譲歩拒否の姿勢強調 ウクライナ和平協議不調なら「軍事手段で歴史的領土解放」
  6. カーリング混合ダブルス、日本は予選リーグ敗退決定 悲願の五輪初出場ならず…【世界最終予選】
  7. 枕を支えに毛づくろいしていた猫→『毛布』をかけてみると…まさかの光景が15万いいね「前世は人間?」「赤ちゃんみたいw」とSNSで反響
  8. 心を磨き、手をいたわる。ニチバン×増上寺「親子で年末大掃除体験」開催レポート
  9. イマドキ職場忘年会は「本格マッサージ付」や「子連れ参加OK」も【THE TIME,】
  10. 【赤坂・個室サウナ火災】SOS届かず…非常用ボタンの受信盤”電源オフ”に 店オーナー「電源入れたことない」 個室サウナ増に専門家「ルール見直し必要」【news23】
  11. ネコがいないと思ったら・・。『大将やってる?』のノリで登場した時の様子が話題に「ウチ6時からなんです〜」「今日、いいマグロある?」
  12. 晴れエリア拡大 大掃除日和 北・東日本は空気ヒンヤリ