猫には毒になる『危険な“秋の花・植物”』4選 誤飲が命取りに…

2024-09-23 11:00

秋になると美しい花々が咲き誇りますが、花の種類によっては猫に悪影響を及ぼす危険性があります。誤って食べてしまうと、中毒症状を引き起こし最悪の場合死亡してしまうこともあるので注意しましょう。今回は、猫に危険な「秋の花・植物」について解説していきます。

猫にはNG!「危険な“秋の花・植物”」4選

猫と秋桜

1.コスモス

秋の花と言えば「秋桜(コスモス)」を連想する方も多いのではないでしょうか。上品で美しいコスモスは、お部屋の中に飾ればとても華やかな印象があります。

しかし、キク科の植物であるコスモスは、猫には中毒症状を引き起こす危険のある花なので注意が必要です。

誤って食べてしまうと、下痢や嘔吐、皮膚炎などの症状が出る危険性があります。

2.キキョウ

桔梗(キキョウ)の花は紫色で、花びらのつながった「合弁花」が特徴的な秋の花です。その可愛らしい見た目から人気の高い花ですが、猫にとっては危険な花になります。

キキョウには「サポニン」と呼ばれる成分が含まれており、私たち人間にとっては咳やたんを抑制してくれる良い効果をもたらしてくれます。

しかし、猫がその「サポニン」を誤って摂取してしまうと「下痢」「嘔吐」などの症状が出る危険性があります。

また、サポニンはキキョウの根に多く含まれており、猫が過剰摂取してしまうと最悪の場合「心臓の異常」を引き起こす危険な成分です。

そのため、猫のいる部屋にキキョウを飾るのは避けるようにしましょう。

3.シクラメン

ピンク色の可愛らしい花びらが特徴的な「シクラメン」ですが、猫が誤って食べてしまうと「下痢」「嘔吐」「胃腸炎」といった呼吸器系に中毒症状が出ることがあります。特に根の部分に注意が必要です。

症状が重くなると痙攣などにいたって、最悪の場合死に至るケースもあるので注意が必要です。

4.ヒガンバナ

彼岸花(ヒガンバナ)は、その名の通り、彼岸の時期に咲く花で、赤く華やかな見た目が特徴的です。赤い花の印象が強いですが、他にも白や黄色、オレンジなどさまざまな色の種類があります。

しかし、ヒガンバナは花びらだけでなく根や茎、葉の全てにおいて猫にとって有毒な成分が含まれている危険な花です。

その中で「リコリン」と呼ばれる成分が有毒で、猫に限らず私たち人間も含む、ほとんどの動物に対して毒があると言われています。

人間でも多量に摂取することで死に至る危険のある成分で、猫であれば少量であっても「下痢」「嘔吐」「よだれ」「血圧低下」「中枢神経のマヒ」といった症状が出る危険性があります。

また、最悪の場合「心不全」などの症状を引き起こし、死に至るケースもあるようです。

そのため、ヒガンバナを自宅に持ち帰ることは避けるようにしましょう。

植物の取り扱いには注意が必要

花の香りを嗅ぐ猫

猫には食べたり触れたりするだけでも中毒症状を引き起こしてしまう「危険な植物」が数多く存在します。

花だけでなく、香りの成分を抽出しているアロマオイルなども猫にとっては害のあるケースも多いとされています。猫のいるお部屋ではアロマオイルの使用は控えましょう。

そのため、部屋に植物を飾るのであれば、猫の体に影響のない種類のものを選ぶように気を付けましょう。

また、無害なものであっても誤飲やイタズラをしないように、なるべく猫の手の届かないところに飾るか、上から吊るすなどの工夫をするようにしてください。

まとめ

花瓶と猫

美しい花を見たり香りを楽しむことは、私たちにとって癒しの時間です。しかし、猫と暮らすということは、楽しめる植物は限定されてしまいます。

ほんの少し摂取しただけでも、猫の体には大きな負担をかけてしまう危険性があることを理解しておきましょう。

飼い猫が誤って危険な植物を口にしてしまわないように、花を飾るときは細心の注意を払うようにしてくださいね。

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