自民党総裁選投開票で“異例ルール”「会場でスマホ使用控えるよう呼びかけ」 その理由は? 候補者たちは前日に相次ぎ“重鎮詣で”【news23】

TBS NEWS DIG Powered by JNN
2024-09-27 01:18

27日投開票が行われる自民党総裁選挙。決戦を前に“重鎮議員”と面会する候補者が相次ぎました。一方、投開票の会場では、スマホの使用を控えるよう呼びかけられるといいます。その理由とは。

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■総裁選候補者らが“重鎮詣で”

閑散とした自民党本部に現れたのは二階元幹事長。ゆっくりと自室に入っていきました。およそ15分後、部屋から出てきたのは総裁選候補の上川氏でした。

上川陽子 外務大臣
「(Q.支援をお願いした?)頑張るようにと、大きな励ましをいただいた。(Q.脱派閥がポイントになるが、麻生氏・二階氏に会って矛盾は?)一人一人に私お願いしているので、お願いしてきました。お一人お一人です」

続いて二階氏の部屋を訪れたのは、石破氏。およそ10分後に出てきました。その1時間後には小泉氏。部屋に入った、およそ6分後に出てきました。

小泉進次郎 元環境大臣
「(Q.二階氏とはどういった話を?)選挙ってのは一人一人、一人でも多くの方に誠心誠意お願いする。当たり前のことだと。(Q.支援のお願い?)選挙ってのはそういうもんです」

27日に控えた投開票。総裁選候補者の“重鎮詣で”が相次いでいます。二階氏のもとを訪れたのは、上川氏・小泉氏・石破氏。石破氏は菅前総理、麻生副総裁にも面会しています。麻生氏のもとには、25日までに上川氏と小泉氏が訪れています。

“脱派閥”がキーワードの今回の総裁選ですが、見え隠れするのは、派閥トップや大物議員からまとまった支持をとりつけようという狙い。ある候補者はこうこぼします。

候補者の一人
「票集めで結局、みんな派閥に頼っているじゃないか」

■なぜ?会場で「スマホ使わないで」

27日の投開票に向けては、異例のルールが取り決められました。

片山さつき 選挙管理委員
「スマホの使用を控えていただくようにということが決まった」

上位2候補による決選投票が決まった直後、スマホのメッセージなどを使った両陣営最後の票の奪い合いが起こる可能性があります。しかし、あくまで議員個人の判断で投票先を決めてもらうため、会場でのスマホの使用を控えるよう呼びかけるということです。

片山さつき 選挙管理委員
「隣同士に座った方がつねったりすれば知らないけど。そのぐらいの判断は自分でできる方々でしょ」

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