夏のベタベタ汗で汚れたまま放置しているソファーやカーペット。これ、丸ごと洗えちゃいます!値段は?どのくらいキレイに?気になる丸洗いを調査しました。
【写真を見る】クサっ!“夏の汗”が染み込んだソファーやカーペットを丸洗い!楽チンお得な「自分流」と「プロの技」【THE TIME,】
コスパもタイパも最高!「自分好みの」丸洗い
街で、丸洗いしたいものを聞いてみると…
女性:
「足で踏むから汚いと思いつつ、面倒くさいから洗っていない」
毎日掃除をしても気になるという声が多かったのが「カーペット」。家での丸洗いは難しいものですが、コインランドリーなら洗濯から乾燥まで自分で簡単にできちゃいます。
コインランドリー業界を取材する専門紙『ランドリービジネスマガジン』の前澤さんによると、最近のコインランドリーは「大型化」と「機能付き洗い」がトレンド。うまく利用すれば、クリーニングよりも短時間でお得に丸洗いできるといいます。
<カーペット丸洗い相場>(※3畳サイズ ランドリープレスによると)
▼クリーニング⇒【期間】1~2週間 【料金】約3600円
▼コインランドリー⇒【期間】2時間 【料金】約2000円
中でも全国に400店舗以上と、急増しているのが『ランドリープレス』。
『ランドリービジネスマガジン』前澤優希編集長:
「ここは香りを自分で選べたり、自分の好みに合わせた洗い方ができるお店」
ということで、早速THE TIME,マーケティング部の西堀文部員が現場へ!
「でかっ!」と驚いたのが、高さ180cmほどの大型洗濯乾燥機。衣服なら50枚、カーテンなら8枚までOKで、5畳分のカーペットも丸洗いできちゃうとのこと。
西堀部員が持ち込んだのは、185×185の約2畳のカーペット。相当使い込まれたヨレヨレ状態で、お醤油やコーヒーをこぼしたシミもがっつり。はたしてどこまできれいになるのか?
『ランドリープレス』店員:
「こちらの洗濯乾燥機なんですが、192通りの洗い方が選べます」
ここの大型洗濯乾燥機は、自分好みのオプションがつけられるシステム。例えば、無添加洗剤ならプラス100円。柔軟剤も、100円~200円で好きな香りが選べます。
さらにシミ取りに強い「つけおき洗い」(200円)や、カーペットにおすすめの「お湯洗い」(100円)など、オプションは様々。
西堀部員は、基本料金2000円(布団毛布コース27kg)に、お湯洗いなどのオプションをつけて合計2600円。支払いはPayPayなどの電子決済やカードもOK。アプリに登録すれば終了の通知がスマホに届きます。
洗濯と乾燥で待つこと100分。丸洗いしたカーペットを取り出してみると…
西堀部員:
「お~~ふわふわ!」
へたっていたカーペットの繊維がふんわり。お醤油やコーヒーのシミもしっかり落ちていました!
カーペットの丸洗い、年に2回行うのがおすすめとのことです。
ソファー丸洗いは5500円から
続いて、丸洗いしたいという声が多かったのが「ソファー」。
20代女性:
「汗かいてそのまま帰ってきてドカンだから」
子どもの食べこぼしを気にする声もありました。
都内の長谷川さん宅では、2歳のすみかちゃんが牛乳大好き。コップで飲むのを練習中で、こぼしてしまうことが多いのが悩みです。
水が染みにくい合成皮革のソファですが、日々の拭き掃除できれいになっているのか不安だといいます。
そこで!初めて業者に依頼!プロの丸洗いでどこまできれいになるのでしょうか?
『おそうじ本舗』関根直樹さん:
「使うのは特別に作った洗剤で、ソファーの生地が色褪せしないように出来ている」
掃除機でほこりを吸い取ったら、業務用の洗剤を吹きかけ、ブラシでソファー表面を優しくこすり汚れを浮かせます。
そして掃除機のような洗浄機で浮いた汚れを水ごと一気に吸い取ると、タンクには茶色く濁った水が!
これには長谷川さんも「「うわ~うそ~。ほんとに汚い」とビックリ。
仕上げは、高温スチームで殺菌。乾燥まで行い1時間で終了しました。
ソファーの丸洗いは、布製や革製などで洗浄方法は変わりますが、料金は同じ5500円から。3年に一度は洗っておくと安心だそうです。
電子レンジも丸洗い!
さらに、夏休みで出番が多かった「電子レンジ」も丸洗いできるんです!
ソファーを丸洗いした長谷川さん宅の電子レンジは10年選手。たまに拭いてはいるものの底面には茶色のベタベタ…。
側面にも焦げ付きや汚れが残り、臭いを測ってみると、「臭いが気になる数値100」を超えた127!(※参考:居間の臭いレベル「80」/出典:新コスモス電機)
そんなレンジの丸洗い、実は多くの家電量販店がクリーニングサービスを行っています。今回頼んだのは、『エディオン』。料金は6600円です。
『エディオン』寺尾光司さん:
「吹きこぼしとかをそのままにしておくとマイクロ波が集中して、加熱ムラや時間が長くなったりする」
そう、きれいにすれば節電にもつながるとのこと。
まずは天板や側板をはずしてファンをチェック。レンジの周囲が汚れていると、ファンがほこりを吸い込み、故障の原因になりえるんだとか。
庫内は安全な業務用洗剤を使い手作業で磨き上げます。
丸洗いは約90分で完了。こびりついた汚れもすっきりとれて、臭いも気にならないレベル「67」に!
お母さんにだっこされ、丸洗いした電子レンジのふたを開けたすみかちゃんも大満足でした。
すみかちゃん(2歳):
「キレイなった~。いいカンジ~」
後輩アナのボケに安住アナが“指導”
スタジオでは、安住紳一郎アナがクイズを出題。高機能化が進むコインランドリーの洗濯乾燥機に「今までありそうでなかった機能」が搭載されているとのこと。ボタンを押すだけでできるその機能とは?
真っ先に手を挙げたのが佐々木舞音アナ。「心の洗濯!」と即答するも、ボケたつもりが、安住アナからは「え、ボタンを押すとどうなるの?」と冷静な返し。
佐々木アナは「あまり深堀しないで下さい」と笑いで返すも、安住アナから「ボタンを押すと詩の朗読が流れるとか?癒しのミュージックとか?」と“詰められる”場面も。
さらに宇賀神メグアナも「ボタンを押すと小石が出てくる!」と“ボケ回答”。ダメージ加工ができたり…と説明するも、途中で「多分メーカーさんに怒られますね、これ。キャンセルキャンセル」と慌てて撤回。
2人続けての“ボケ不発”に、安住アナからは「ボケる時は思い切ってやってくださいね」と“指導”も飛び出した。
正解は、ブラインド機能。ボタンを押すと、フタが曇りガラスのようになり中を見えなくしてくれるというもの。
出演者陣からは「へ~」と感嘆の声が上がったものの、“ボケ回答”のひねり出しにエネルギーを使ったためか、リアクション薄めの状態。
安住アナは「みなさんの疲労感が伝わってきます」と笑いながらスタジオを締めた。
(THE TIME,2024年10月1日放送より)