きょう4日(金)は台風18号だった熱帯低気圧と秋雨前線の影響で全国的に雨の所が多くなりそうです。能登豪雨の被災地でも雨が強まるおそれがあり、土砂災害に注意が必要です。一方、関東では30度を超える真夏日と予想されている地域もあり、気温差が激しくなっています。
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TBSウェザーセンター 三ヶ尻知子気象予報士の解説です。
豪雨災害の能登地方で再び大雨に 土砂災害に注意
秋雨前線や熱帯低気圧の影響で、東海、北陸、近畿、四国、九州南部、沖縄では大雨になるおそれがあります。
秋雨前線に伴った雨のため、ゲリラ豪雨というよりは一日中降ったり止んだりという降り方で、時折雷を伴って強く降るところもありそうです。3日(木)は静岡・浜松で竜巻とみられる突風が発生しましたが、4日(金)もそういった突風が起きるおそれもあります。
能登地方でも大雨が予想されているので、大雨災害にあった被災地では土砂災害なども懸念されます。前回の雨の影響で地盤が緩んでいますので、少しの雨でも土砂災害につながりかねません。十分注意していただきたいと思います。
【予想雨量】(~あす5日 朝まで・多いところ)
▼東海で120ミリ
▼北海道・四国・沖縄で100ミリ
▼北陸・近畿で80ミリ
東京では大雨にはなりませんが、時折ザーッと雷雨になったり晴れ間があったりと、とても変わりやすい天気です。傘や雨具を持ち歩いたほうが良いでしょう。
雨の影響は4日~5日にかけて続きそうです。5日(土)は北日本の日本海側では晴れますが、関東や太平洋側では雨が降りやすい見込みです。
4日は関東、6日は西日本で真夏日予想
4日(金)全国的には雨となっていますが、関東では30度超えの真夏日と予想されている地域もあります。千葉、水戸などで31度、横浜で30度予想となっています。4日午後0時40分には東京で30度を記録し、今年最後の真夏日となりそうです。
この関東の暑さは4日(金)でおさまり、5日(土)は最高気温が東京、千葉で23度、横浜で24度と予想されています。
ただ、6日(日)は晴れ間が出る分、西日本で真夏日になりそうです。京都、鹿児島などで31度、大阪、名古屋、広島などで30度と予想されています。
寒暖差が大きくなるところも多いので、体調管理にはお気をつけください。