公明党は今月27日投開票の衆議院選挙をめぐり、自民党で公認を見送られた12人のうち、西村元経済産業大臣と三ッ林前衆院議員の2人について推薦すると発表しました。
自民党は9日、派閥の裏金事件に関わり処分を受けた萩生田元政調会長ら12人について、衆院選での公認見送りを決定しました。
公明党の石井代表は7日に、「公認されないということは、自民党からの推薦要請もないだろう」と述べ、自民党が非公認と決めた議員については、公明党も推薦を見送る方針を示していましたが、このうち西村康稔氏と三ツ林裕巳氏の2人については推薦することを決めました。
2人は個人的に推薦を求めてきたということです。
公明党 西田実仁 幹事長
「自民党の判断は判断としてあると思いますが、公明党は公明党の独自の判断として、今回推薦を決めたという大前提がございます」
公明党の西田幹事長は「地元の意思を最大限に尊重して、推薦の有無を決定した」と強調しました。