アパートの中には猫を飼育できる物件も存在します。しかし、アパートで猫を飼うとなると、近隣住民への配慮も考えなければいけません。今回はアパートでもお迎えしやすいとされる猫種をご紹介します。
アパート暮らしでお迎えしやすいと言われる猫種
1.ロシアンブルー
名前の通り、ロシアが原産の猫種で、青みがかったグレーの毛色が特徴です。
性格は内気で静かですが「犬に似ている」と言われていて、信頼した飼い主さんにはとても従順になるとされています。
ロシアンブルーは「ボイスレスキャット」と呼ばれていて、あまり鳴かず、鳴き声も小さいためアパートでの騒音の心配が少ないといえるでしょう。
2.ラグドール
「ラグドール」とは「ぬいぐるみ」という意味で、抱っこが大好きで穏やかな性格の猫種です。
のんびりしていておとなしいので、激しく遊んだり走り回ったりする活発な猫と比べて、アパートでも飼いやすいでしょう。
人が好きなので、コミュニケーションが取りやすく、初めて猫を買う人にも飼いやすい猫種と言われています。
3.ペルシャ
ゴージャスな被毛が特徴的な猫種です。性格はとても穏やかで落ち着いていて、飼い主さんにも従順です。
静かに過ごすことを好み、活発に動き回ることは少ないでしょう。走り回ることが少なく、興奮することもあまりないため鳴き声も控えめで、アパートなど集合住宅でも飼いやすいと言われています。
アパート暮らしで猫を選ぶポイント
あまり鳴かない、鳴き声が小さい
一番気になるのは猫の鳴き声ではないでしょうか。ロシアンブルーのようにあまり鳴かないと言われている猫種を選ぶのがポイントです。
あまり鳴かないと言われる猫種はロシアンブルーの他に、アビシニアン、エキゾチックショートヘア、サイベリアンなどがいます。
しかし、猫が鳴くのかは個体差があります。また、飼い主さんとのコミュニケーションの取り方、お世話の仕方なども関係しているので猫と生活していく中で、よく鳴くようになることもあります。
穏やかな性格、長毛の猫
ラグドールなど穏やかな性格の猫は、活発に動くよりもマイペースに過ごすことが多く、あまり鳴かない傾向があります。
長毛の猫は穏やかな性格の子が多いと言われています。ただ、性格は成長しないとわからない部分もあります。
保護猫施設などにいる成猫は、ある程度性格がわかるため、希望の猫種を含めて探してみると相性の良い猫と出会えるかもしれません。
おとなしい猫
ペルシャのように、運動量が少ない猫はアパートでも騒音の心配が少ないです。
エキゾチックショートヘアやヒマラヤンは、運動量が比較的少なめと言われています。
しかし、運動不足は肥満につながるため適度に運動できる環境を作ることや、飼い主さんと遊ぶ時間は必要です。
床に厚手のカーペットを敷くなど対策をすることも考えておいた方がいいでしょう。
まとめ
アパートでもお迎えしやすい猫種をご紹介しました。
猫には個体差があり、実際に暮らすと予想外のことが起きることもあります。そういったことも覚悟することも必要です。
ご紹介した猫種や選び方のポイントを参考にしてみてください。
関連記事
・猫が声を出さずに鳴く「サイレントニャー」の心理
・ご機嫌なところを目撃された黒猫…『人間すぎる反応』が笑えると39万8000再生「わかりやすいw」「ピクってなるの可愛い」
・猫が『触って欲しい』ときに送るサイン4つ!触ると喜ぶ身体の部位と触り方のコツとは?
・猫が人間に『好影響』を与えること5つ
・猫が撫でてほしい時にする6つの仕草