犬が『飢え死にしそう』になっているときの危険なサイン4選 今すぐ病院へ連れて行くべき症状まで

2024-10-23 20:20

愛犬が食事を食べず、「飢え死にしそう」な状況に陥るのは、飼い主にとって非常に心配なことです。早期に対処することが命を救うため、犬が見せる危険なサインをしっかり把握しておくことが重要です。この記事では、犬が「飢え死にしそう」になっているときの危険なサインについて、今すぐ病院へ連れて行くべき症状などと合わせて解説します。

犬が「飢え死にしそう」になっているときの危険なサイン

具合が悪そうなMダックスフンド

普通に飼われている犬が飢え死にしそうになることは、そうそうないでしょう。

しかし、病気やストレスなどによって食事を食べない状況が続くと、飢え死にしてしまう可能性はゼロではありません。

そこで今回は、犬が「飢え死にしそう」になっているときの危険なサインについて解説します。手遅れにならないように、しっかりと確認しておきましょう。

1.痩せ細る

犬が飢え死にしそうになっているときに見られる最も顕著な危険なサインは、痩せ細ることです。

犬が飢え死にしそうになっているとき、明らかに体重が減少し、肋骨や背骨が浮き出るほど痩せ細ってしまうこともあります。

これは、十分な栄養が摂取できず、生きるために必要なエネルギーを維持できなくなっている深刻な状態と考えられます。

2.ぐったりする

犬は元気であれば活発に動き回りますが、飢え死にしそうなときはぐったりとして動かなくなり、遊びや散歩への興味も失います。

飢餓状態によるエネルギー不足や内臓機能の低下が進行すると、起き上がることさえ難しくなり、いつもぐったりと寝ているような状態になります。

3.被毛が薄くなる、パサつく

栄養不足により、被毛が薄くなったりパサついたりするのも、飢え死にしそうな犬の危険なサインのひとつです。

栄養が足りている健康な犬の被毛は、つややかで手触りもよいです。しかし、栄養が足りないと、抜け毛が増えて被毛が薄くなったり、被毛の質が低下してパサパサになったりします。

被毛の状態は健康のバロメーターであるため、このような変化を見逃さないようにしましょう。

ただし、被毛の変化は病気やストレス、老化などによっても見られます。そのため、飢え死にしそうな危険なサインかどうかは、ほかの症状と併せて総合的に判断することが大切です。

4.震える

飢え死にしそうになっている犬は、震えが見られることがあります。栄養不足が犬の代謝を低下させ、体温を維持する機能を損なうことがあるからです。

犬の平熱は38〜39℃程度ですが、体温が37.5℃を下回ると低体温と判断されます。犬が震えていて、体が冷たく感じられる場合は、低体温症を発症している可能性があります。

また、栄養不足によって低血糖が引き起こされることもあり、これが震えの原因となることがあります。

今すぐ病院へ連れて行くべき症状

受診中のラブラドールレトリーバー

前章で解説した危険なサインに気づいたら、速やかに動物病院を受診することが重要です。

特に以下の症状が見られた場合は、命に関わる可能性が高いため、迷わず今すぐ動物病院へ連れて行きましょう。

2〜3日以上全く食べない

犬の体は、食べ物から栄養を摂取してエネルギーを生産しますが、それができない状態が続くと臓器に負担がかかり、機能不全に陥る恐れがあります。

そのため、長期間の絶食は、犬の健康に深刻な影響を与える可能性があり、命に関わる事態に発展する可能性も否定できません。特に、子犬や老犬は成犬よりも体力が弱いため、より注意が必要です。

成犬は3日以上、子犬や老犬は2日以上、食事もおやつも全く食べない状態である場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。

ぐったりして呼びかけに反応しない

犬がぐったりして、名前を呼んでも反応しない場合、意識レベルが低下している可能性があります。これは非常に危険な状態であり、一刻も早い対応が求められます。

直ちに獣医師に診てもらうことが、犬の命を救うカギとなります。

脱水症状が見られる

食事やおやつに加えて、水分も十分に摂取していない状態が続くと、脱水が進行していきます。口の中が乾燥している、皮膚を軽くつまんだ際に元に戻るのが遅いというような症状が見られる場合、脱水を起こしている可能性が高いです。

脱水は犬の体の機能を急激に低下させ、命に関わることもあるため、すぐに動物病院を受診し、適切な治療を受ける必要があります。

震えが止まらない

犬の震えが止まらない場合、体に何か異変が起きていると考えられます。

震えの原因は、寒さ、病気、ストレスなど様々ですが、十分な栄養を摂れていない犬の場合、「低体温症」や「低血糖」が疑われます。

いずれも放置すれば命に関わる恐れがあるため、愛犬の震えが止まらない場合は、早急に動物病院へ連れて行きましょう

まとめ

食欲のない犬

今回は、犬が「飢え死にしそう」になっているときの危険なサインについて解説しました。

犬が飢え死にしそうになる状態は、犬にとって非常に危険な状態です。飼い主には、愛犬のその異常に早く気づき、迅速に対処することが求められます。

愛犬が今回解説したようなサインを見せていたら、様子見をせずにすぐに動物病院へ連れて行きましょう。そうすることで、愛犬の命を救える可能性が高まります。

関連記事

ハスキー犬の赤ちゃんが『カーテンを豪快にぶち破った』結果…想定外のハプニングで困惑する姿が話題「可愛い怪獣w」「悪びれる様子なし」
いつもは温厚な犬が『激怒する相手』とは…?まさか過ぎる『天敵』にブチギレる光景が面白いと79万再生「うちも同じ」「荒ぶってて可愛いw」
元狩猟犬が突然怖がり震え出した結果…『まさかの原因』が予想外すぎると3万再生「愛情を感じる」「元猟犬のギャップがw」と多くの反響
赤ちゃん犬たちの『オリンピック』を開催した結果…思った以上に『カオスな状態』が13万再生「全員かわいいので優勝」「素敵な祭典」と大絶賛
『小さな頃から殴られていた犬』を救うため、25キロも離れた家に通い詰めた結果…思わず涙が出る結末が135万再生「よく耐えたね」「泣いた」

  1. 【 高橋名人 】 目を手術 「白内障と硝子体出血です」 転倒した時に右目を殴打・眼球内に出血 【 16連射 】
  2. 朝、目が覚めて『腕が重いな』と思ったので布団をめくってみた結果…思わず悶絶する『まさかの光景』が31万再生「寝坊の原因w」「たまらん」
  3. 仕事中、母親から『犬の様子』が送られてきて…留守番中にみせた『まさかの行動』が25万表示「サイズぴったりで笑った」「まな板の上みたいw」
  4. ちーちゃんですけどもっ【第339話】「購入した後に」
  5. 全ての部屋の非常用ボタンがつながらず…赤坂・サウナ店2人死亡火災 受信盤の電源入らず 従業員も事件当時不在 業務上過失致死の疑いも
  6. 酔っ払ってベロベロのパパ→犬のケージから出れなくなり…思わず吹き出してしまう光景が243万再生「立場逆で草」「犬に叱られてるww」
  7. 『ひどい涙やけで売れ残った犬』を飼った結果→治してあげようと奮闘し…まさかの『2年後の光景』が108万再生「諦めない気持ち」「幸せそう」
  8. SBI新生銀行が東証プライムに再上場 旧長銀時代を含め3度目の上場
  9. パックごはん1食284円→319円に値上げ、希望小売価格とは? 販売価格になぜ差がある?【Nスタ解説】
  10. 山本由伸「決まったことは全く何もない」WBCについて発言「また大会でプレーできればいいなと」【日本プロスポーツ大賞】
  1. 【独自】東京・赤坂の“個室サウナ店夫婦死亡火災” タオルがサウナストーンに触れたことで発火したか 警視庁
  2. 【 EXILE ・TAKAHIRO 】 "九一分け”  "前髪下ろし” 「正装ヘアスタイル」にフォロワー注目 初のディナーショー完遂に感謝 "この旅の続きを期待して”
  3. 中国の新型空母「福建」が台湾海峡を通過 台湾国防部が空撮画像を公開
  4. 千葉・鴨川市のメガソーラー 新たに開発許可区域外での森林伐採が発覚 合計で13か所 約2.4ヘクタール
  5. 鴨が飛ばないハプニングも…愛子さま初の単独“鴨場接待” 皇室伝統の「鴨猟」で外交団をおもてなし
  6. 【速報】11月の中国人観光客数は今年最も少ない約56万人 高市総理の台湾有事めぐる発言も影響 世界全体では1月から11月で計約3900万人 すでに1年間で過去最多
  7. 「どんなに逆風でも」前橋市長選 小川晶前市長が出馬表明 部下の既婚男性との“ホテル密会”問題で辞職 2026年1月5日告示
  8. 【 熊切あさ美 】 愛犬との別れを報告 「まだ一緒にいたかった」「あまりに急すぎて 心がぽかんとしています」
  9. 【 白血病 】ネイボールさん 「最近、仕事が辛いです」 抗がん剤治療の副作用で 「身体の限界を感じてきました」
  10. 最優秀賞「古米奮闘」創作四字熟語で見る2025年 優秀賞「操虎関税」酷暑で「空前熱暑」大阪・関西万博終わってみれば「ミャク点満点」
  11. “エッグショック”が常態化!?たまご1パック308円 価格はいつ落ち着く【ひるおび】
  12. バドミントン山口茜が宮崎友花との日本勢対決でストレート勝ち 3年ぶりの女王奪還へ好スタート【ファイナルズ2025】