■MLB ワールドシリーズ第2戦 ドジャース 4-2 ヤンキース(日本時間27日 ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ワールドシリーズ第2戦はドジャースが3発の一発攻勢で逃げ切り、本拠地で2連勝。先発の山本由伸(26)が7回途中1失点でWS初白星をつかんだ。
だが、世界一に突き進むドジャースに激震。大谷翔平(30)が7回の第4打席に四球で出塁すると、T.ヘルナンデス(32)の打席で盗塁を試みたが失敗。
二塁へのスライディングで、左手をついた際に痛めたのか、その後タイムを取って天を仰ぎ苦悶の表情で左手を抑えた。スタジアムは騒然となり、大谷はトレーナーに左肩を支えられながらベンチに戻った。
現地の中継ではトレーナーとの会話で「「肩っすね、肩。(どっちの肩?)ひだり」というやり取りなどが聞こえ、左肩を痛めたようだ。激戦の最中のアクシデントにロバーツ監督(52)、ド軍ナインらも心配の表情をみせた。
ワールドシリーズは移動日を挟み、29日からニューヨーク・ヤンキースタジアムで行われる。ワールドシリーズ初登板初勝利の山本は、2007年の松坂大輔(レッドソックス)以来、日本人2人目となる先発投手の白星となった。