犬が高い場所に乗りたがる3つの理由 その意外な心理から飼い主ができる改善策まで

2024-10-29 11:00

猫はすぐ高い所に上りますが、犬の飼い主さんは「犬も高い所に乗りたがる」と思われているかもしれません。なぜなら、リビングのソファや寝室のベッドなどによく乗りたがるからです。しかし「犬が高い場所から飛び降りるのはよくない」という話もよく耳にします。そこで今回は、犬が高い場所に乗りたがる理由や、飼い主さんができる改善策をご紹介します。

犬が高い場所に乗りたがる理由

ソファの上で寛ぐ犬と女性

犬も猫も、自然の中で暮らしていた時には、獲物を捕まえるだけでなく天敵から身を守る必要もありました。そのため、できるだけ天敵が遠くにいるうちに見つけようと、犬も猫も高い場所を利用するようになりました。高い場所なら、遠くまで見渡せるからです。

ただし、犬と猫では身体の作りが異なります。猫は、木の幹に抱きつける前脚と鋭い爪、強靭な筋肉の後ろ脚、高所から飛び降りた衝撃を吸収できる柔軟な身体を持っています。しかし犬の前脚は抱きつく動作ができず、ジャンプ力も着地時の衝撃を緩和できる柔軟性も、猫ほどではありません。

そのため、犬が利用する高い場所は、丘や山頂といった緩やかな坂道を上って行ける場所です。直接垂直方向にジャンプして飛び乗れる高さはソファ、低いテーブル、ベッドなど、猫と比べて非常に限定的なのです。

では、なぜ完全室内飼いが一般的になった現代でも、犬はそのような高い場所に乗りたがるのでしょうか。愛犬にとって安全な環境を準備するためにも、その理由や心理について確認しておきましょう。

1.飼い主さんの近くにいられる

完全室内飼いが一般的となった今、犬にとって室内の「高い場所」としてはソファやベッドが該当するようです。

犬が自力で乗れるソファやベッドは、犬が大好きな飼い主さんの最も近くにいられる場所なので、「近くにいたい」という気持ちから積極的に乗ろうとすることが多い場所です。

また飼い主さんのニオイが残っているため、留守中でも飼い主さんの近くにいる感覚で過ごせる貴重な場所なのです。

2.居心地が良い

前述の通り、犬はまず飼い主さんの近くにいたいという理由で、ソファやベッドに乗ります。

その結果、ソファやベッドは硬い床よりもクッション性があり居心地が良いこと、冬は暖かくてさらに居心地が良いことを知ります。そこで、より積極的にそのような高い場所に乗りたがるようになる場合があります。

3.部屋を見渡せる

部屋の中の高い場所はいろいろありますが、中でも特にソファに乗ることは、犬にとって特別なことのようです。

ソファの上に乗ることで、大好きな飼い主さんの近くにいられるだけではなく、普段よりも高い場所から部屋全体を見渡せるため、他の家族の様子もよく見えることを知ります。

小さなお子さんがいたり、多頭飼いで他の犬もいるようなご家庭の場合は、気になるお子さんや他の犬の動向もよくわかるため、よりソファに乗りたがるようになります。

犬が高い場所に乗ることで生じるリスクとは

病院で包帯を巻いてもらう犬

犬は、猫ほど柔軟性の高い身体の作りをしていないため、飛び降りた時の着地の衝撃が、そのまま足腰の骨や関節に伝わってしまいます。

ソファから飛び降りただけでも、椎間板ヘルニアや膝蓋骨脱臼、場合によっては骨折などの病気やケガの原因になり得るのです。

特にまだ身体が成熟していない幼犬や、筋力が低下したり骨がもろくなっている老犬の場合はリスクが高まります。

高い場所に乗る時よりも、高い場所に乗った後に降りる時に、より注意が必要になります。

高い場所に乗りたがる犬のためにできる改善策

クレートの中の犬

犬にとって最も安全なのは、ソファやベッドを利用せず、畳や床の上にカーペットなどを敷き、その上で過ごすことです。

テーブルは低くても硬いため、あまり乗ろうとはしないでしょう。また、ソファは来客用にして、普段はカーペットの上で過ごすというのも良いかもしれません。

同様に、ベッドではなく敷布団を利用することで、生活範囲に居心地の良い高い場所を作らずに済むかもしれません。

しかしこれらの対策が取れる方は、限られているかもしれません。

また、飼い主さんが目を離している時には、高い場所に自由に乗り降りさせないことが肝心です。

飼い主さんの留守中は、クレートや柵などを利用して、自由にソファやベッドなどの高い場所に乗れないように対策しましょう。

まとめ

ベッドの上の犬

今回は、犬が高い場所に乗りたがる理由について解説しました。

ソファなどから飛び降りることで足腰にかかる負荷は、日々の蓄積で大きなダメージを引き起こします。そのため、「いつもしているから」と慢心しないことが肝心です。

体高の高い大型犬でも、加齢で筋力が低下したり骨がもろくなったりします。関節が長年受けてきたダメージも蓄積されています。

その時々の状況に合わせて、愛犬が高い場所に乗りたがったとしても大丈夫なように、しっかりと環境改善を続けていきましょう。

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