NHKの子会社の社員が、会社の経費200万円以上を不正に私的利用していたことが分かりました。不正な利用は7年間にわたり、70件繰り返されていました。
NHKの子会社「NHKアート」の発表によりますと、美術業務を担当する40代の管理職の社員が、会社の経費を使って業務とは関係のない掃除機など私的な物品を購入していたということです。
調査の結果、不適切な購入は2017年から7年間で70件繰り返され、購入額は209万円にのぼるとしています。そのほかにも、業務で使用したモバイルバッテリーやLEDライトなどを自宅に持ち帰っていたということです。
NHKアートはこの社員をきょう付で解雇し、持ち帰った物品などについては返却、弁済させるとしています。