韓国美容施術、満足度は本当に高い?渡韓した女性1,002人のリアルな本音を調査

2024-10-31 10:00
韓国美容施術、満足度は本当に高い?渡韓した女性1,002人のリアルな本音を調査

美容大国・韓国。その響きに心惹かれた経験がある人は少なくないだろう。SNSや動画配信サービスを通じて、韓国の美容トレンドや最新施術に関する情報は日々更新され、日本国内でも注目度は高まる一方だ。とりわけ「渡韓美容」と呼ばれる、美容医療を目的とした韓国渡航は、単なる旅行の一環ではなく、生活スタイルの一部として浸透しつつある。
では実際、韓国で美容施術を受けた女性たちは、どのような目的や期待を持って渡航し、どのような施術を選び、結果に満足しているのだろうか。価格の安さや技術力、トレンド性といった魅力がある一方で、渡航にかかる費用や通院の手間、安全性への不安など、現実的なハードルも存在するはずだ。SNSで発信される「成功体験」だけでは見えてこない、リアルな利用実態を知ることは、これから渡韓美容を考える人にとって大いに参考になるはずである。

そこで今回は、SBCメディカルグループホールディングス(https://sbc-holdings.com/jp)の連結子会社であり、全国の医療機関への経営支援事業を展開するSBCメディカルグループは、直近5年以内に韓国で美容皮膚科の治療を受けたことがある女性1,002名を対象に、渡韓理由、施術内容、満足度、今後の意向などについて調査を実施した。

渡韓美容が選ばれる理由とリアルな費用事情

韓国で美容皮膚科治療を受けた女性たちは、どのような動機で海を越えているのか。今回の調査で最も多かった理由は「料金が安い」という声だった。実に56.9%が「価格の安さ」を挙げており、日本国内よりも割安な価格設定が、渡韓を後押ししていることがうかがえる。もちろん、価格だけがすべてではない。次いで多かったのは「施術・技術・効果が優れていると感じた(46.0%)」、「最新の美容トレンドが受けられると感じた(33.2%)」といった回答だ。美容大国としての韓国の技術力や、いち早く最新施術を試せるメリットも、女性たちにとって大きな魅力となっている。SNSを通じた情報拡散もその後押しとなり、美容好き層を中心に「渡韓美容」は一つのカルチャーとして定着しつつあると言える。

さらに注目すべきは、その費用感と滞在期間だ。調査によると、最も多かった滞在パターンは「2泊3日」で45.8%、次いで「3泊4日(19.9%)」が続いた。施術内容によってはアフターケアを含め複数日にわたる通院が必要となるため、短期旅行では済まないケースが一般的なようだ。

総費用については「8〜15万円未満」が25.0%と最多で、「5〜8万円未満(19.3%)」、「15〜18万円未満(14.6%)」が続き、全体の約6割を占めた。一方で「15万円以上」と回答した人も4割超にのぼっており、美容施術自体は手頃でも、渡航費や宿泊費を含めるとそれなりの出費になることがわかる。

このように、韓国で美容医療を受ける女性たちは、単なる価格志向だけでなく、技術やトレンド性を求めつつ、ある程度まとまった費用と時間をかけている現実が浮き彫りになった。渡韓美容は、気軽さと同時に一定の覚悟を必要とする選択肢であると言えるだろう。

満足度の高い施術とその裏側

調査では、施術ごとの満足度についても分析が行われた。最も高かったのは「オンダリフト」で、満足度は96.9%。たるみ改善や引き締め効果を期待できる上、痛みが少なく即効性がある点が支持を集めたようだ。続く「オリジオ(91.7%)」や「ポテンツァ(91.4%)」も高評価となり、いずれも肌引き締めや毛穴改善など複合的な美容効果が期待できる施術が上位を占めた。

一方で、「ステラM22(70.6%)」や「ハイフ(80.9%)」は満足度がやや低めだった。これらは施術後すぐに効果を実感しづらく、複数回の施術が必要とされるため、期待値とのギャップが影響していると考えられる。施術ごとの特性や効果実感までのスピードが、満足度に大きく関わっていることがうかがえる。渡韓美容では、施術選びが満足度を左右する重要なポイントと言えるだろう。

継続利用の壁と国内回帰の兆し

韓国美容皮膚科治療に対する満足度は総じて高い結果となったが、調査では同時に課題や不満の声も多く寄せられている。特に目立ったのが、「定期的な通院が難しい(41.4%)」という回答である。美容皮膚科治療は1回の施術だけで終わるものばかりではなく、効果を維持するためには数カ月ごとの通院が必要となるケースが多い。しかし地理的な距離や時間的制約、渡航コストを考えると、韓国まで何度も足を運ぶことは現実的とは言いがたい。

さらに「安全性が心配(32.3%)」という声も3割を超えており、トラブル発生時の対応や言語面での不安が背景にあると考えられる。SNS上では成功体験だけでなく、施術後の肌トラブルや対応の不備に関する投稿も散見されるようになっており、情報が溢れる中で安心できる選択をすることは簡単ではないのが実情だ。

また、「韓国まで行くのはコストパフォーマンスが悪い(29.0%)」という意見も一定数存在する。施術自体は安価でも、渡航費・宿泊費などを含めると結局高くつく、という現実的な問題意識が透けて見える。これらの結果を踏まえると、韓国美容には「一度きりの体験」としては魅力があるものの、日常的な美容習慣として継続するには負担が大きいという側面が浮かび上がる。

その反動として、「今後は日本国内で施術を受けたい(39.5%)」、「日本で施術を受ける頻度を増やしたい(25.7%)」と考える人が過半数を占めた。コスパや通いやすさ、安全性への安心感を求めて、美容施術を国内へ回帰させようとする動きが強まっていることは注目すべき傾向だ。SNSや口コミの情報だけでなく、自分にとって本当に無理なく続けられる選択肢を見極めることが、これからの美容医療利用ではより重要になってくるだろう。

【調査概要】
・調査内容:「渡韓して受ける美容皮膚科治療の実態」に関する調査
・調査期間:2025年5月26日(月)~2025年5月28日(水)
・調査対象:調査回答時に直近5年以内に渡韓して美容皮膚科治療を受けた経験がある女性と回答したモニター(1,002名)
・調査方法:インターネット調査
・調査委託先:PRIZMAリサーチ

今回の調査からは、韓国美容皮膚科治療の魅力と課題、その双方が浮き彫りとなった。費用や技術力、トレンド性といった理由で多くの女性が渡韓を選んでいる一方、通院のしづらさや安全性への不安、コストパフォーマンスへの懸念が、継続的な利用の壁となっている実態が明らかになった。

韓国美容は、非日常的な特別感や最新技術を手軽に体験できる選択肢として今後も一定の人気を保つだろう。しかし、美容医療がより生活に密着したものとなる中で、通いやすさや継続性を重視する層が日本国内へと目を向け始めていることも見逃せない動きである。

結局のところ、美容医療における「正解」は一つではない。渡韓か国内か、価格か安心か。その選択は、何を優先するかという個人の基準に委ねられる時代である。流行や周囲の声に左右されることなく、自分自身のライフスタイルや価値観に合った方法を選ぶことが、美容医療との賢い付き合い方と言えるだろう。

  1. カーリング女子日本、予選敗退… 開催国イタリアに敗れ最下位に 初登場の小林未奈は勝利の女神になれず【オリンピック】
  2. 女子団体パシュート、女王奪還ならずも銅メダル!3大会連続表彰台 日本史上最多1大会19個目のメダル【ミラノオリンピック】
  3. ポラス中央住宅 木造2階建 2×4工法 4LDK 新築戸建住宅 ことのは越ヶ谷 敷地251平米 2棟分の広さと空間で唯一無二の贅沢1棟 販売開始 旧日光街道 宿場町にとけこむ最新邸宅
  4. 東広島市男性殺害事件 男性の死因は「失血死」 70人態勢で捜査本部を設置
  5. 女子団体パシュート、アメリカとの3位決定戦は髙木美帆、佐藤綾乃、野明花菜で日本史上最多1大会19個目のメダルへ【ミラノオリンピック】
  6. FDAの市販前認可510(k)により、CopanのPhenoMATRIX®の広範な用途が認められ、臨床微生物学の可能性が拡大
  7. WIDIA 100周年:金属切削ソリューションの 1世紀を振り返って祝う
  8. 男子パシュートは3分47秒39で8位…山田和哉「悔しい」準々決勝よりタイム上げるもドイツに敗れる【ミラノオリンピック】
  9. 米イラン核協議「指針となる原則で大枠合意」 主張に溝も「進展」とイラン外相
  10. 横浜・鶴見区で住宅5棟焼ける火事 80代男性が軽傷
  1. 女子団体パシュート、アメリカとの3位決定戦は髙木美帆、佐藤綾乃、野明花菜で日本史上最多1大会19個目のメダルへ【ミラノオリンピック】
  2. 【 キンタロー。 】 火傷で病院に「2度だった」 「R1準決勝だめで落ち込んでいたら」「素手で熱々の鍋の蓋を持つと言う失態を」 「めちゃくちゃ火傷痛いので」うずくまる
  3. 中国「フィリピンで数百万人が失業」フィリピンに外交的圧力強める フィリピン外務省「威圧や報復を示唆」“強い異議”表明
  4. 渡部暁斗「この競技が本当に好きなんだなって」19位で五輪個人戦に幕 団体へは「出るなら最後全部出し切りたい」【オリンピック】
  5. 去年1年間の不正薬物の押収量2.7トン超で「過去最悪」 航空機旅客からの押収量が前年比約2.5倍で急増 東京税関
  6. 「旦那が中にいるので助けて」犯人“強い殺意”で犯行に…死亡した男性の首には切られたり刺されたような複数の傷 東広島市殺人事件
  7. 「魚肉ソーセージ」=ギョニソに注目! “第2のサラダチキン”として若者に人気 「むきづらい問題」は今【Nスタ解説】
  8. 決定!文房具屋さん大賞2026 現役店員が「自腹でも買いたい」便利&かわいい商品が勢ぞろい
  9. 横浜・鶴見区で住宅5棟焼ける火事 80代男性が軽傷
  10. 東広島市男性殺害事件 男性の死因は「失血死」 70人態勢で捜査本部を設置
  11. 中国「春節」祝う番組で人型ロボットがカンフー 中国政府は「フィジカルAI」商業化で世界のリードを狙う
  12. 渡部暁斗、五輪個人ラスト戦は19位「精一杯最後まで走りました」日本勢トップは山本涼太で15位【オリンピック・ノルディック複合】