日本猫と言えば「キジトラ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。野生の猫でもキジトラ柄はよく見かける猫ですよね。そこで今回は、日本でも昔から愛されている「キジトラ」の魅力について解説していきます。
キジトラの特徴
キジトラとは、猫種ではなく猫の柄のことで、海外では「ブラウンマッカレルタビー」という名前で知られています。茶色の毛色に黒のしま柄が入っているのが特徴で、猫の毛色の元祖であると言われています。
キジトラ柄は敵から見つかりにくいため、数が増えたのではないかという説もあるようです。日本でもよく見かける柄で、馴染み深いですよね。
キジトラの体にはしま柄模様だけでなく「黒、または濃茶色の肉球」「額のM字模様」「しっぽの先端が黒い」という特徴もあります。
キジトラの性格
キジトラには野性時代の血が残っていると言われていて、警戒心が強く、少し臆病な一面があります。スキンシップが苦手で、抱っこを嫌う子も少なくありません。
しかし、一度懐いてしまうと驚くほどに甘えてくるタイプの子もいます。飼い主との信頼関係が築けている子は、愛情深く接してくれるようです。
なお、子猫のときから人間のもとで育った子に関しては、警戒心が少なく人懐っこい性格になることもあります。
繊細な一面もあるので、安心した環境で過ごせるように愛情を持って接するようにしましょう。
キジトラを飼うときのポイント
日本で多く見られるキジトラの猫は、主に雑種猫です。ペットショップやブリーダー経由でお迎えすることが難しいと言われています。
そのため、キジトラを飼う場合は野性の猫を保護するか、里親募集などから探す必要があります。
キジトラは他の雑種猫と比べても体が丈夫で、病気にかかりにくいと言われている個体です。しかし、定期的な健康診断やワクチン接種は必要になるので、必ず受けさせるようにしましょう。
活発な性格の子も多いため、運動不足には気を付けなければいけません。おもちゃやキャットタワーを使い、しっかりと運動する場所や時間を確保してください。
また、キジトラは食いしん坊な子が多いとも言われます。特に野生から保護している場合、餌を取られまいとあるだけ食べてしまうことも。
肥満になると病気のリスクが高くなってしまうので、食生活の管理は徹底してくださいね。
まとめ
日本でも昔から親しまれている「キジトラ」猫は、野性的な一面を残しつつも愛情深い性格の猫です。
心を許した相手にだけ甘えてくる姿に、飼い主はメロメロになってしまうことでしょう。
雑種猫のキジトラは体が丈夫で、寿命が長いというのも魅力のひとつです。大切な愛猫と少しでも長く過ごしたい方に、キジトラはピッタリの猫と言えます。
キジトラは繊細な性格でもあるので、一緒に暮らしていく場合は適切な距離を保ち、安心できる環境作りを心掛けるようにしましょう。
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