さいたま市強盗傷害事件で運搬役の34歳の男再逮捕　東京で特殊詐欺の「受け子」か　指示役特定急ぐ

関東で相次ぐ強盗事件のうち、さいたま市の住宅で起きた強盗傷害事件で、奪われたクレジットカードで購入された指輪を運搬したとして逮捕された男が事件後、高齢男性から現金をだまし取った疑いで再逮捕されました。

詐欺の疑いで再逮捕されたのは、住居不定・職業不詳の秋山雄哉容疑者（34）です。

警察によりますと、秋山容疑者は先月9日、仲間と共謀し東京都中野区の男性（87）に対して、「友達が横領して逃げた。このままだと会社をクビになる」などと、息子を装ってうその電話をかけ、「受け子」として現金80万円をだまし取った疑いがもたれています。

秋山容疑者は今年9月、さいたま市西区の住宅で起きた強盗傷害事件で、奪われたクレジットカードで購入した指輪を運搬した疑いで逮捕されていました。

取り調べに対し秋山容疑者は、「まだ何も言えません」と供述しているということです。

秋山容疑者は、SNSから闇バイトに応募したということで、警察は指示役の特定を急ぐとともに、今回の特殊詐欺事件と関東で相次ぐ一連の強盗事件との関連も慎重に捜査しています。