愛犬から「お見送り」「お出迎え」をされない意外な理由についてまとめました。愛犬が「お見送り」や「お出迎え」をしてくれないことには、愛犬と飼い主との信頼関係が深く関係しているようです。
愛犬から「お見送り」「お出迎え」をされない意外な理由
愛犬が玄関で毎日「お見送り」「お出迎え」をしている動画をSNSなどでみつけたときに(なんでうちは…)とガッカリしてしまう飼い主さんもいるのではないでしょうか。
実は犬が「お見送り」や「お出迎え」をしない理由は様々です。なかには意外な理由も存在するようです。
そこで今回は、愛犬から「お見送り」「お出迎え」をされない意外な理由について解説します。愛犬との信頼関係をさらに深めるためにも、今一度確認しておきましょう。
飼い主は必ず戻ってくるということを学習しているから
愛犬から「お見送り」「お出迎え」をされないのは、「飼い主は必ず戻ってくる」ということを学習しているからです。
一緒に暮らし始めたばかりの頃は、「飼い主が出ていく」「飼い主が戻ってくる」ということが結びついていないため、不安で鳴いたり吠えたりすることもありますし、悲しげな表情でお見送りをすることもあります。
飼い主は必ず帰ってくるということを学習している犬は、お散歩や食事を終え、ケージやベッドに入ってくつろぎ、出かけようとしている飼い主には視線も向けないことがあります。
余程の安心感があるのでしょうね。「ハウス」の指示がなくても自ら入ることができるということは、ケージやベッドを安全な場所として、快適な寝床として認識できているということだと思います。
飼い主は必ず戻ってくるということを学習しているため、お出迎えも大はしゃぎしたり興奮したりせず、「あ、帰ったの?」という視線を向けてくれるだけということがよくあります。
今いる場所から動くのが億劫だから
愛犬から「お見送り」「お出迎え」をされないのは、今いる場所から動くのが億劫だからです。
飼い主が出かける準備をしている間、愛犬はお留守番するための準備をしていたのではないでしょうか。ベッドをホリホリしたり、クッションをホリホリしたり、寝床づくりをしていることがあります。
飼い主が出かけるために玄関に向かうとき、玄関先でのお見送りはしてくれないかもしれませんが、視線を送るなど、愛犬にとっての「いってらっしゃい」をしてくれているのではないでしょうか。
飼い主が帰宅したときは、お昼寝から目覚めたばかりかもしれません。玄関先までお出迎えに行くのが億劫なのです。シニア犬になると、動くことが余計に億劫に感じられることもあるでしょう。
お散歩やお出かけではないことを察知しているから
愛犬からお見送りをされないのは、お散歩やお出かけではないことを察知しているからです。
お散歩やお出かけだと分かると、飼い主の後をついて回ったり、キャリーバッグに入って待ったりすることがあります。
飼い主の行動や態度、声かけなどによって、お散歩やお出かけではないことが犬にも分かります。玄関先まで行っても自分は連れて行ってもらえないと分かっているため、行く必要がないと判断するのでしょう。
犬にとっては飼い主への気遣いや配慮をしているつもり
愛犬から「お見送り」「お出迎え」をされないのは、犬にとっては飼い主への気遣いや配慮をしているつもりなのではないでしょうか。
玄関先までお見送りをする愛犬の姿を見てしまっては、家に残して出かけなければならないことに罪悪感がありますよね。
玄関先までお出迎えをし、大はしゃぎしたり大興奮したりする愛犬の姿を見てしまっては、こんなにも寂しい思いをさせてしまっているのかと、申し訳なく思いますよね。
愛犬は、そんな飼い主の気持ちを読み取り、理解しているのではないでしょうか。
まとめ
愛犬から「お見送り」「お出迎え」をされない意外な理由を解説しました。
我が家の愛犬たちは、もともとお見送りやお出迎えをしません。愛犬たちにとって、お見送りやお出迎えをする価値のない飼い主なのでは…と、寂しく思ったこともあります。
ペットカメラを活用するようになったとき、私が出かけた後しばらくは、リビングのドアを見つめていることが分かりました。
そして、私が帰宅した物音を聞き、ソワソワと歩き回り、リビングのドアを見つめていることが分かりました。
「ただいま」と声をかけたときの愛犬たちの反応はとても冷たいものですが、愛犬たちなりのお見送りやお出迎えをしてくれていたことを知りました。
きっとあなたの愛犬にも、愛犬にとっての「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」の表現があるかと思います。よく観察してみてくださいね。
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